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江口洋介×松嶋菜々子『救命病棟24時』が世帯視聴率10.0%!実はフジドラマで二桁超えは3年ぶり、ようやくの「復活の狼煙」となるか

芸能 記事投稿日:2026.10.19 11:00 最終更新日:2026.10.19 11:01

江口洋介×松嶋菜々子『救命病棟24時』が世帯視聴率10.0%!実はフジドラマで二桁超えは3年ぶり、ようやくの「復活の狼煙」となるか

江口洋介と松嶋菜々子

 

『救命病棟24時』(フジテレビ系)はやっぱり、ちゃんとおもしろい。

 

 江口洋介と松嶋菜々子のダブル主演で第6シリーズが10月12日(月)にスタートした。初回の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は世帯10.0%・個人6.0%の好発進。実は、フジテレビの連続ドラマで視聴率が二桁に乗ったのは、超久しぶりなのだ。

 

■新旧キャストのからみが見ごたえアリ

 

 1999年にシリーズがスタートした本作は、救命救急の現場で命に向き合う医師たちを描いた医療もの。第1シリーズでは江口が孤高の天才救命医を演じ、松嶋は彼のもとで学ぶ研修医を演じていた。

 

 第5シリーズは2013年放送のため、実に13年ぶりにリブートしたわけだが、今回の第6シリーズはファンにはたまらないキャスティングとなっている。

 

 シリーズの二枚看板は江口・松嶋だが、第2シリーズには松嶋が出演せず、第5シリーズには江口が出演しておらず、必ずしも2人が共演してきたわけではないので、2人の揃い踏みには大歓喜だろう。

 

 そして、今作には院長役に沢村一樹、センター長役に八嶋智人が出演しているが、彼らは第1シリーズのレギュラー陣。27年ぶりに連ドラレギュラーとして復帰した形で、この2人の出演もファンには熱いものがあるはず。

 

 江口、松嶋、沢村、八嶋が演じるキャラクターが、劇中の27年間で成長して立場が変わっていることにグッとくるのはもちろんだが、役者として4人が第一線で頑張ってきたからこそ実現した点にも感慨深いものがある。

 

 また今作から加わった若手や中堅の俳優もなかなかいいキャスティング。

 

 まず主要キャストには木戸大聖、萩原利久、白石聖といった若手実力派が名を連ねる。ほかにもトップ声優であり俳優としても確固たる地力のある宮野真守、お笑い芸人ながらドラマに引っ張りだこのはんにゃ・金田哲、昨年の『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)で知名度を上げた杏花など、いいメンツが揃っている。

 

 初回を観た率直な感想として、シリーズでお馴染みのキャストと今作からのフレッシュなキャストがうまく融合し、見ごたえのある良質な医療ドラマに昇華していると感じた。

 

■TBSやテレ朝で二桁は珍しくないが

 

 そんな『救命病棟24時』第6シリーズ、冒頭でお伝えしたとおり初回の視聴率は世帯10.0%・個人6.0%と好スタートを切った。

 

 フジテレビ本体の公式サイトでは、さっそく《初回個人6.0%、高視聴率獲得!2026年放送のフジテレビドラマ最高視聴率!》という記事が配信されており、しっかりと高視聴率をアピール。フジとしてもよほどうれしいトピックだったということが伝わってくる。

 

 近年のテレビ局は、世帯視聴率は重視していないそうだが、フジの浮かれっぷりは想像にかたくない。というのも、フジの連ドラが世帯視聴率で二桁に乗るといった高数値を叩き出したのは、ずいぶんと久しぶりだからだ。

 

 今のご時世、二桁視聴率を獲得するのが難しくなっているとはいえ、TBSは放送中の『VIVANT』第2シリーズが世帯視聴率15%以上をずっとキープしているのを筆頭に、二桁を叩き出す日曜劇場作品は数多い。

 

 テレビ朝日では前クールの『大空港~GATE24~』が全9話のうち3回も10%台を出しているし、ご長寿シリーズ『相棒』は近年でもたびたび二桁に乗せている。

 

 しかし、フジの連ドラが二桁視聴率を叩き出したのは、実は2023年4月期の月9ドラマ『風間公親-教場0-』以来で、 初回が12.1%、最終回が10.6%だった。スペシャルドラマでも、2023年9月9日に放送された『ミステリと言う勿れ 特別編』の10.3%が最後となる。つまり、3年以上も二桁の大台に乗せられていなかった。先に紹介したフジ公式の記事タイトルは《2026年放送のフジテレビドラマ最高視聴率!》だったが、実際はここ数年間で最高だったのである。

 

 TBSやテレ朝のドラマがコンスタントに二桁視聴率を出しているなか、フジはここ3年間制作してきたすべての連ドラのすべての回が、一桁視聴率だった。

 

■フジドラマ復活の狼煙となるか?

 

 近年はTVerなどの動画配信サービスで視聴するドラマファンも増えているため、視聴率がすべてではない。だが、フジ本体のサイトでわざわざ『救命病棟24時』の高視聴率記事を出しているぐらいだから、やはりいまでもテレビ局にとって視聴率は重要な評価基準に違いない。

 

 思い返せば今年のフジテレビは、『101回目のプロポーズ』の続編『102回目のプロポーズ』を放送するもたいして話題にならず、反町隆史『GTO』を復活させるも視聴率で大苦戦を強いられた。“伝家の宝刀” とも言える90年代の大ヒットドラマを復活させたのに、コケてしまっていたのだ。

 

 だから、フジテレビとしては、『救命病棟24時』が高視聴率だったことに大喜びで浮かれているというより、ほっと胸をなでおろしているという感覚のほうが近いのかもしれない。

 

『救命病棟24時』が、フジドラマとして久しぶりの好記録を叩き出して盛り上がっているわけだが、裏を返せばそれだけ近年のフジが絶望的にジリ貧だったことを物語っている。

 

 今夜の放送は第2話。フジとしては、視聴率をさらに上昇させれば大金星、同じ水準をキープできれば御の字、多少下がっても一気に激減しないかぎりは想定内といったところだろう。

 

 はたして『救命病棟24時』がフジドラマ復活の狼煙となるか、今期の要注目だ。

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出典元: SmartFLASH

著者: 堺屋大地

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