
婚約者とともにパリでデモに遭遇した様子を撮影したYouTuber・アノニマス(画像・YouTubeチャンネル「Anonymous /アノニマス」より)
フランス各地で抗議デモにともなう混乱が広がるなか、旅行中に遭遇した現場の様子を公開した人気YouTuber・アノニマスに、厳しい声が向けられている。
アノニマスは10月18日、パリのルーヴル美術館を出た直後、デモに遭遇したとする動画を公開。同行していた婚約者のひなとともに、催涙ガスに苦しむ様子などを伝えた。
「フランスでは17日、物価高対策や教育環境の改善を求め、全国で約55万人がデモに参加しました。大半は平和的なものでしたが、一部では店舗の襲撃や略奪が起き、中部のリモージュでは市庁舎が全焼する被害も出ています。
アノニマスさんは、街で声をかけた人を撮影するストリートスナップ動画で知られています。今回も旅行先で目にした光景を伝えようとしたのでしょうが、映像には本人や婚約者が催涙ガスに苦しむ姿が映っていました」(芸能担当記者)
動画では、アノニマスが窓を割られた店舗や煙が上がる街の様子を撮影。自身も服で口元を覆い、ひなも口を押さえる姿が映っていた。その後は警察官の助けを得て、現場から離れたという。
こうした映像に、Xでは危機意識を問う声があがった。
《彼らはどれだけ危険なのか理解できてないし、この動画で不愉快な思いになったパリ市民の方もいらっしゃると思う》
《インプ稼ぎで危険を承知で行ったのか知らんけど》
実際、在フランス日本国大使館は、デモ前日の16日に「10月17日の大規模抗議デモに伴う注意喚起」と題した領事メールを発出していた。抗議行動が大規模かつ広範囲になる可能性を指摘し、継続中の抗議活動では、すでに治安部隊との衝突や放火、破壊行為が発生していると説明。
抗議行動や治安部隊が配置されている場面に遭遇した際は、《直ちにその場を離れる等、自身の安全確保を優先してください》と求めていた。
「大使館が安全確保を呼びかけていた状況で、催涙ガスに苦しみながら撮影する姿が、危険を軽く見ていると受け止められたようです」(前出・芸能担当記者)
映像の緊迫感が増すほど、撮影を続ける判断にも厳しい目が向けられてしまった。
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