
中野信子氏のInstagramより
脳科学者の中野信子氏が10月19日、自身のInstagramを更新。15日放送の『ニュースto』(日本テレビ系)での発言を謝罪したことが波紋を広げている。
問題の発言があったのは、簗和生前農水相の辞任から、高市早苗首相の組閣に話題が移った場面。中野氏は、高市首相が「友達が少ない」と言われることに触れ、男性だったらどうだったのかと問題提起。政治の世界では夜の会合を通じて人脈がつくられる一方、女性はその場を利用しにくいと述べ、「ほぼ性接待みたいなところがあるから」と発言した。
これにMCの黒木千晶アナウンサーは、即座に「そういうことはないと思います」と否定。共演したコメンテーターの峯村健司氏も「そこに性差は関係ないと思うんですけど」と指摘した。政治の人脈づくりを語るなかで飛び出した、あまりに強い言葉が物議を醸したのだ。
中野氏はInstagramで、発言の真意をこう説明した。
《番組内で私が提起したかったのは》と切り出し、《夜の会食を通じた接待の場が、事実上ビジネス上の人脈づくりの場として機能している一方、女性はそこに参加しにくく、結果として仕事上のネットワークから外れやすいという構造の問題でした》と記した。女性は人脈づくりの機会が限られていることを指摘したかったのだという。
そのうえで、《限られた放送時間の中で私の説明が不十分だったため、本来お伝えしたかった趣旨とは異なる形で受け取られる発言となってしまいました》と釈明。ただ、《公共の電波で真意を正確に伝える責任は、発言者である私にあります》とも明記し、視聴者らに謝罪。今後は慎重で正確な言葉選びに努めるとした。
しかし、この説明に対してはXで厳しい反応も寄せられている。
《なんでこういう人達って素直に謝れないんだろ?》
《本来お伝えしたかった趣旨?どう異なるのか説明し直せ》
《人のせいにしてまったく反省してないな 中野信子テレビ出禁処分!》
自らの責任を認めた一方、「趣旨とは異なる形で受け取られ」という説明には、納得できない人もいるようだ。
「夜の会食に女性が参加しにくいという問題と、『性接待』は別の話です。そもそもそんな接待が行われているのかという問題があるし、政治へのあらぬ疑念を生んでしまいます。中野氏は謝罪で自身の問題意識は説明しましたが、なぜ『性接待』という言葉を選んだのかを明確にしていません。女性の参加を妨げる慣習があると訴えるなら、その具体例を示す必要があります。ここでの女性の人脈づくりというテーマとあまりに隔たりのある言葉と言わざるを得ません」(政治担当記者)
今後の彼女の発言に注目だ。
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