
『VIVANT』のロケをする堺雅人
NHKの井上樹彦(たつひこ)会長が10月21日の定例会見で、『紅白歌合戦』と日曜劇場『VIVANT』(TBS系)のコラボに期待を寄せた。しかし、その発言には冷ややかな視線が――。
「今年の司会には、芦田愛菜さん、鈴木奈穂子アナウンサーに加え、『VIVANT』に出演する堺雅人さんと二宮和也さんが起用されました。二宮さんは嵐として5回担当しており、個人としては9年ぶり2回めとなります。堺さんは芦田さんとともに初めてですね。
井上会長は、『VIVANT』コンビがそろったことを『たまたま』と説明しながら、ドラマに絡めた演出について『見たいですね』と、かなり前向きでした。
さらに、過去の『紅白』で披露された『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の “恋ダンス” や、芦田さんが鈴木福さんと共演した『マルモのおきて』(フジテレビ系)の主題歌『マル・マル・モリ・モリ!』にも触れ、コラボの可能性に含みを持たせていました」(芸能記者)
井上会長はその理由として、
「コンテンツの価値を一緒になって高めあう者同士。放送界、日本のコンテンツ界の活気を生み出すことが、いまは必要ではないか」「視聴者からすると、NHKと民放の壁がない」
などと熱弁を振るった。だが、この発言にXでは
《乗っかりたい。あやかりたい。ただそれだけよね》
《他局のおこぼれ?》
などと、厳しい声があがっている。たしかに、1年の締めくくりに、話題の番組やブームをまとめて楽しめるのも、紅白ならではの醍醐味だ。それでも今回、“乗っかり感” が拭えないのはなぜか。芸能プロ関係者がこう語る。
「井上会長は『たまたま』と説明していますが、コラボへの期待を口にするあたり、そもそも『VIVANT』を意識したキャスティングだったのでは、と勘ぐりたくもなります。
局の垣根を越えた先で、紅白自身が何を見せるのか。豪華なキャストをそろえるだけでなく、その顔ぶれを生かして、どう盛り上げるかでしょう」(同)
まさに、NHKの演出の腕が問われるところだ。
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