小泉進次郎防衛相を強く批判した坂本美雨(写真・時事通信)
《怒りがおさまらない。人間の殺しに利用するため犬の遺伝子まで変えて命を弄ぶ。ここまで人間性を失くせるのか》
10月26日、Xでこう怒りを露わにしたのは、2023年に亡くなった坂本龍一さんの娘で歌手の坂本美雨。その矛先は、小泉進次郎防衛相に向けられていた。
坂本がXで引用したのは、軍用犬を開発するアメリカの会社「ウォーハウンド」を報じた記事だった。
「軍用犬は、兵士とともに行動し、爆発物の探知や偵察、捜索などを担います。ウォーハウンドは、遺伝子編集やクローン技術を使って、過酷な任務に適した犬を育てる計画で、約2億ドル(約313億円)を集めました」(ネット担当記者)
この計画を構想したのが、米防衛企業「アンドゥリル・インダストリーズ」の創業者、パルマー・ラッキー氏だ。坂本は、ラッキー氏と小泉氏の関係を問題視している。
「アンドゥリルは、軍事用ドローンなどを手がける会社です。2025年12月、来日したラッキー氏と面会した小泉氏は、握手をかわす写真をXに投稿し、《アンドゥリルから学ぶことは多いです》《このご縁を大切に》などとつづりました」(同前)
そこで坂本は、両者が握手する写真を引用したうえで、《心がすこしでもまだ残っているなら、反対してほしい》と訴えたのだ。この投稿は大きな反響を呼び、Xには坂本への支持とともに、小泉氏に対し《どういう神経してるのか》などの厳しい声も寄せられた。
「坂本さんは動物保護に長く関わってきました。かつて一緒に暮らしていたネコも元保護ネコで、保護犬の散歩ボランティアに通っていたこともあります。
一方の小泉氏も、環境相時代は保護犬・保護ネコの譲渡促進に注力していました。妻の滝川クリステルさんも動物保護団体を立ち上げ、活動に取り組んでいます。坂本さんにしてみれば、夫婦で保護犬への愛情を語ってきた小泉氏が、犬の遺伝子を操作して戦場に送り込もうとする計画の“キーマン”と笑顔で握手していたことが許せなかったのでしょう」(同前)
動物を軍事目的で利用することの是非を小泉氏はどう考えるのか。防衛相として、愛犬家として、その見解を示してほしい。
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