バイキング小峠
「責任は俺がとる」
番組の新人ADたちにこう言い切ったのは、テレビ局の上司ではなく、中華料理店の店主だった――。
10月27日放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(日本テレビ系)で、番組の新人アシスタントディレクター6人が埼玉県羽生市の町中華「味のイサム」で研修を受けたことが話題を集めている。
「同店での新人研修は2022年から毎年おこなわれ、今回で5回目となる恒例企画です。今回、参加したのは番組に配属されて1カ月のADたち。店名入りのTシャツ着て、座布団拭きや床掃除、店外の草抜きなどの開店準備を終えると、注文を取り、料理を運ぶなど、アルバイトさながらに働いていました。
さらに店主は彼らを前に『これからのオモウマは君たちがつないでいかなければいけない』と語り、『あなたたちがこのTシャツを着たらイサムの従業員だから』と激励。
『責任は全部俺がとる』と宣言する一方、接客の合間に客への取材や料理の撮影をする新人たちに『いや、そうじゃない。違うっつうの』とダメ出しもしていました。取材する側とされる側の立場が、すっかり逆転していました。
この光景にゲストの安斉星来さんは『どういう気持ちで見たらいいんだろう……』と困惑。ヒロミさんは『ただただ人手が足りてない』と笑い、小峠英二さんも『すごい構図だよ。おかしなことなってる』と驚いていました」(芸能記者)
店主が撮影や取材にも口を出す “先輩ぶり” に、Xでも
《暴走し始めた》
《偉そうに語るな!何様だ》
との声もあがっている。
なぜ、店主が新人の指導までするのか。放送作家が語る。
「味のイサムの初登場は2021年5月。厨房の人手が足りず、ディレクターがアルバイトとして店を手伝う姿が話題になり、大人気に。さらに店のボヤで7カ月の休業に追い込まれた際も、ディレクターが編集作業中に駆けつけたそうです。
つまり、店の研修の受け入れには、その恩返しという意味もあるはずです。もちろん、今年1月には昼の部を休業するほど人手不足に悩んできましたから、働き手が増えて助かるという現実的な面もあるでしょう。
一方、番組側にとっても、新人が “取材される側” の気持ちを肌で学べる貴重な場です。いわばwin-winの関係です。こうした番組と店の距離が近すぎる “違和感” を面白いと好意的に受け止めるか、不快と思うかは人それぞれでしょう」
番組と店が二人三脚で歩んできた5年間。“異色の師弟関係” はこれからも続きそうだ。
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