RADWIMPSのボーカル・野田洋次郎
10月28日、ロックバンド「RADWIMPS」(以下、RAD)が新曲『娑婆堕罵 -Shabadaba-』を配信リリースした。リリースに先駆けて、東京メトロの国会議事堂前駅に新曲の告知ポスターを掲出しているが、その内容がSNSをざわつかせている。
同曲は、10月期の石原さとみが主演を務めるドラマ『ポリティカルパン』(フジテレビ系)の主題歌。金と欲望が渦巻く政治の世界を描いたドラマに呼応するように、挑発的な楽曲になっている。
「国家や2世の政治家を皮肉るようなフレーズが多く、“政治風刺ソング” として注目を集めています。新曲のリリースにあわせて、東京メトロの国会議事堂前駅、霞ケ関駅、永田町駅と3つの駅に新曲を告知するポスターが掲出されています。
真っ赤な背景に黄色の大きな文字で《君の倫理大丈夫そ?》というキャッチコピーと、政権を批判するような文章がつづられ、SNSでも拡散されています」(スポーツ紙記者)
政治の中枢に位置する駅に “挑発ポスター” を貼りだしたことに関して、Xでは
《風刺きいてるねぇ》
といった、攻めた姿勢を称賛する声があがっている。一方で、
《流石にお前らには言われたくないな!感が強い》
《結構びっくりしてる》
など、困惑する声も見受けられる。
「RADは2018年にシングル『カタルシス』のカップリング曲『HINOMARU』をリリースしました。日本の国や歴史をテーマにした楽曲でしたが、戦前の軍国主義を想起するフレーズがあるとして、SNSで批判的な意見もあがり、議論が交わされました。
今回は、政治風刺の曲であることに加えて、国会議事堂前駅などに挑発的なポスターを掲出するプロモーションに疑問を抱く人もいたようです」(芸能記者)
2005年にメジャーデビューしたRADは、2016年のアニメ映画『君の名は。』で主題歌や劇伴の全音楽を担当し、絶大な人気を博した。『NHK紅白歌合戦』にも3回出場し、幅広い世代に認知されたが、ボーカルの野田洋次郎の言動がSNSをざわつかせたこともあった。
「野田さんは2020年7月に自身のXで、当時高校生棋士だった藤井聡太さんが『第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負』で、史上最年少でタイトルを獲得したことを祝福する投稿をしました。
続けて、《前も話したかもだけど大谷翔平選手や藤井聡太棋士や芦田愛菜さんみたいなお化け遺伝子を持つ人たちの配偶者はもう国家プロジェクトとして国が専門家を集めて選定するべきなんじゃないかと思ってる。お父さんはそう思ってる》と、つづったのです。
この投稿に対し、乙武洋匡氏が《『これぞ優生思想』という考え方をここまで無邪気に開陳できてしまうのは無知ゆえだと思う一方、私だって無知ゆえにトンデモ発言をしてしまっていることはあるかもしれない。そう思うとゾッとする》と自身のXで見解を表明。
野田さんは冗談での投稿と説明していましたが、“遺伝子選定” としてSNSで炎上しました。今回のポスターの件で、この投稿を思い出す声も見受けられ、再燃する事態になっています」(同)
エッジの利いた新曲が思わぬ波紋を広げているようだ。
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