黒柳徹子
国民的人気時代劇『水戸黄門』(TBS系)で、鍛え抜かれた肉体を武器に悪人を倒し、お茶の間を沸かせた人気俳優が、73歳となったいま、意外な活動に取り組んでいる。
かつてドラマで全国を旅した男が、今度は現実の世界で各地をめぐり、高齢者たちに元気を届けているというのだ。
その人物とは、『水戸黄門』で忍者の “柘植の飛猿”(つげのとびざる)を演じた野村将希。10月27日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演し、近況を明かした。
番組に登場した野村は、ヒゲとメガネをたくわえたダンディーな姿に。かつての精悍な飛猿とはひと味違う、年齢を重ねた魅力を見せていた。Xではこんな驚きの声が。
《野村将希さんが渋イケオジ過ぎる》
《野村将希さんキターーー カッコ良すぎる!!》
《飛猿⋯イケメンすぎる⋯》
そんな野村のルーツは歌手。1970年、17歳でレコードデビュー。デビュー曲『一度だけなら』が大ヒットし、同年の『NHK紅白歌合戦』に出場した。その後は俳優としても活躍し、1987年から『水戸黄門』にレギュラー出演。豪快なアクションを披露し、人気キャラクターとして親しまれた。
そんな野村が、現在、力を注いでいるのが、高齢者施設を訪問するボランティア活動だという。
「野村さんが自ら考案した『野村体操』というのがあるんです。『水戸黄門』のテーマ曲にあわせて体を動かすもので、高齢者にもなじみのある曲ですから、みなさん一緒になって楽しんでいるそうです。
こうした活動を始めたのは、『70代になって生かされているってことは、なにか社会貢献しなければいけない』という思いからだそう。
しかも、これが完全なボランティア。すでに、黄門様のお膝元である茨城県内だけで50カ所以上の施設を訪問していて、番組では『茨城を制覇した』と話していました。今後は全国を回りたいそうです」(芸能記者)
興味深いのは、野村が過去の出演作を単なる思い出にしていないことだ。
「『水戸黄門』のテーマ曲を使った体操ですから、作品の知名度を生かした社会貢献というわけです。野村さんも3人のお孫さんがいるそうですが、73歳になってこれだけ精力的に活動されているのは驚きですよね。
かつてドラマのなかで人々を助けた飛猿が、いまは現実世界で高齢者を元気づけている。まさに “リアル水戸黄門” のような活動です」(同)
茨城から始まった “世直し旅” は、全国へと広がろうとしている。
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