
伊東四朗
伊東四朗が、スマホに夢中になる若者のマナーに、ぴしゃりと苦言を呈した。2027年6月、90歳の誕生日を機に、芸能界を引退する伊東だが、歯に衣着せぬ物言いは健在で――。
「10月31日放送のラジオ番組『伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛(パッション)』(文化放送ほか)でのことです。この日は63歳のリスナーが、社員食堂で見かけた30代男性について投稿したものが紹介されました。うどんを右手の箸ですすりながら、左手はスマホを離さなかったというのです」(スポーツ紙記者)
続いて寄せられたのが、トイレでもスマホを手放さない、職場の若者についての投稿だった。その若者は、左手にスマホを持ったまま、右手だけで用を足していたという。手洗いも右手を「ちょろちょろ」と洗うだけ。投稿者は「見ていて、あまりいい気持ちはしません」とつづっていた。
「ともにパーソナリティを務める吉田照美さんは『器用だなあ!』と驚きつつ『伊東さん、どうですか? こういう輩』と問いかけました。すると伊東さんは『やめろ!』と、怒気を含んだ声で一喝。『だいたい、みっともない。おしっこするときはおしっこに専念する。ほんの2、3分なんだから』と苦言を呈しました」(同前)
バッサリと切り捨てる“伊東節”には、たびたび共感が寄せられている。引退が惜しまれるが、その決断を公表したのは、10月1日のことだった。
「伊東さんは、引退を決めた理由として、目や耳、腰、膝などの衰えをあげ、撮影現場で周囲に迷惑をかけることへの懸念を明かしています。本人にしか分からないつらさもあるのでしょう。それでも、マイクの前では言いたいことをはっきり言う伊東さんらしさに、賛同が集まっています」(芸能担当記者)
1958年に初舞台を踏み、「てんぷくトリオ」の一員として人気を博した伊東。『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』(テレビ朝日系)では「ベンジャミン伊東」として『電線音頭』を大流行させ、故・小松政夫さんとのかけ合いで笑いを届けた。俳優としても、NHK連続テレビ小説『おしん』や2時間ドラマなどに出演し、『伊東家の食卓』(日本テレビ系)ではお茶の間の“お父さん”としても親しまれた。
「パーソナリティを務める『親父・熱愛』も、2026年6月12日の放送で、約30年の歴史に幕を下ろします。吉田さんの軽妙な語りに、伊東さんが遠慮のない本音を返す。長年、コンビを組んできた2人の番組終了を、惜しむ声がやみません」(同前)
引退まで約7カ月。この声を聴ける土曜の午後が、いっそう貴重に感じられる。
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