
11月3日、女優の泉ピン子が、映画製作会社からパワハラで訴訟提起されたことが明らかになり、波紋を呼んでいる。映画の舞台あいさつでは、子役に対する泉の言動にも、厳しい目が向けられることとなった。
問題となったのは、10月23日におこなわれた映画『AYUMI』と『養父』の舞台あいさつ。いずれも、映画監督の寺西一浩氏が手がけたが、そこでの泉の言動が問題視されることに。
「イベント中、泉さんはほかの出演者が話すたび、些細な言い間違えを指摘したり、女性共演者に『太りすぎ』と体型をいじったりするなど、場の進行を乱していました。11月2日、寺西さんが代表を務める映画製作会社『Human Pictures』は、舞台あいさつでの泉さんの言動がパワーハラスメントに当たるとして、東京地方裁判所に損害賠償を求める訴訟を提起したと発表したのです。同社は、泉さんが壇上から観客を『ババア』と呼んだり、登壇者を土下座させたりするトラブルを起こしたと主張しています」(スポーツ紙記者)
本誌「Smart FLASH」は、泉の所属事務所に舞台あいさつでの言動に対する見解、製作会社が主張するパワハラのような言動を取ったのか問い合わせたが、期限までに回答はなかった。
舞台あいさつで、泉は子役にも“いじり”を連発していたようだ。
「出演者が順番にコメントする流れで、12歳の子役である岡田伸晃さんの番になったときのことです。岡田さんは自己紹介した後、『今日、みなさまに会えることをとても楽しみにしていました』と話すと、泉さんが間髪を入れずに『ウソばっかり』とツッコみました。岡田さんはマイクを持ったままでしたが、続けて『そんな、出来合いみたいなこと言っちゃダメよ、あんた。みなさんと会うの、今日、初めてじゃない。楽しみにしてましたって、向こうは知らないわよ』と指摘したのです。
泉さんは終始、冗談まじりで笑っていましたが、岡田さんはあいさつを遮られる形になり、苦笑いを浮かべていたのです。子役に対しての、何気ない発言をねっとりととがめるような接し方に、SNSでは不快感が集まっています」(芸能担当記者)
泉の岡田に対する“ねっとりいじり”に関して、Xでは
《12歳の子が人前で一生懸命挨拶してるとこを横から……》
《岡田くんって子ほんと可哀想 話す事一生懸命考えて準備してきただろうし全然変な事言ってないのにこうやって変につっこんで笑いとるのほんときもい》
《岡田伸晃くんはまだ12歳。台本読んだだけだしそんな指摘しなくても》
など、岡田に同情する声が聞かれている。
泉は1983年のNHK連続テレビ小説『おしん』、1990年代に放送されたドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)シリーズで、苦労人の女性役を演じ、女優として幅広い世代に認知された。その一方で、漫談家出身であり、バラエティ番組では歯に衣着せぬ“毒舌”を持ち味にしてきたが、近年はその言動がハレーションを起こすこともしばしばだ。
「2025年2月、ラジオ番組『NEXT STAGEへの提言Ⅱ』(ニッポン放送)に出演したときのことです。“いまの若者への提言”を聞かれ、泉さんは『最近では、あんたそれ違うって言ったら、もうそれがハラスメントでしょう? それじゃあ(人間として)育たないんじゃないの? 気がつく子はいいよ。気がつかない子は、言ってあげないとわからないんじゃないの?』と、近年のコンプライアンスを遵守する流れについて、持論を展開し、若者とコミュニケーションを取る際、ハラスメントに気を遣いすぎることに疑問を抱いていました。
今回の舞台あいさつの言動しかり、泉さんは昨今の流れのなかでも自分のキャラクターを貫いているようです。しかし、製作会社からパワハラとして訴訟提起されたことから、“アンチコンプラ”ともいえる言動に、危うさが見えつつあります」(前出・芸能担当記者)
“ご意見番”にもアップデートが求められているのかもしれない。
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