
2017年11月、自宅からゴミ出しに出てきた鳥山明さん。2024年3月1日に亡くなった
全世界で累計2億6000万部を売り上げた世界的人気漫画『ドラゴンボール』などの作者で、2024年に亡くなった漫画家・鳥山明さんの仕事場の解体が進んでいることに、多くのファンから惜しむ声があがっている。
「解体が進む仕事場は、鳥山さんの出身地でもある愛知県清須市にあります。いかにも鳥山さんの漫画に出てきそうな黄色い外観が特徴的なこの場所を、鳥山さんは亡くなるまで自宅兼仕事場として使用してきました。“聖地”として訪れるファンも多かったといいます。
2024年3月に鳥山さんが亡くなった後、2026年8月に東京に移転されました。残された建物は10月に工事が始まり、すでに大部分が壊されているそうです」(スポーツ紙記者)
聖地の取り壊しに、多くのファンから惜しむ声が上がるなか、
《これは国で保護すべきやろー ここから世界に誇る作品が生まれてんで》
と声をあげたのが、元参院議員で現在は落語家としても活動するガーシー(本名・東谷義和)だ。
「ガーシー氏の漫画好きは有名で、2023年に常習的脅迫などの疑いで、3カ月半にわたり東京拘置所に勾留されていた間にも、支援者やファンが毎週、週刊コミック誌などを差し入れしてくれたことを語っていました。大の漫画好きとして、ひとこと言わずにはいられなかったのでしょう。先の言葉に続けて《わけわからん事に金使うなら、こーゆーもんに金使おうやー》ともつづっています」(芸能担当記者)
ガーシーのポストに対して、X上には
《日本の大切なものには税金を投入しない。いるかよ、こんなバカげた政府。》
など、共感の声もある一方で、
《鎌倉のスラムダンクの聖地と同じで、閑静な住宅街の中観光客が迷惑かけてんねん。遺族や周辺の住民のためにだれが警備員雇うねん?》
といった反対意見もあがっており、賛否が分かれている状況だ。
「『ドラゴンボール』の世界的な人気や文化的な価値を考えれば、取り壊しを惜しむ声が多くあがるのも無理はないですが、清須市の永田純夫市長は、毎日新聞の取材に『取り壊しは鳥山先生のご家族によって決定されたものと拝察する』と説明し、『市としてはご意向を尊重し、静謐(せいひつ)な環境で工事が完了することを見守りたい』とコメントしています。
SNS上ではいまも『重要文化財』に指定しなかったことを批判する声や、取り壊しの是非についての声があがっていますが、市長の説明どおり、ご家族の決定であるなら、ファンもその意向を尊重するしかないでしょう」(前出・芸能担当記者)
《あと2週間もしたら更地になるんだろうな…》
Xに寄せられたそんな声から、ファンのやり切れない気持ちが透けて見えるようだ。
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