
坂口健太郎
坂口健太郎主演のドラマ『kiDnap GAME』(フジテレビ系)。アジア各地の配信サービスでチャート上位に入り、放送・配信地域の拡大も発表された大型作品だが、日本の地上波では厳しい数字が続いている。
11月3日に放送された第5話の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯3.0%、個人1.6%だったことが分かった。
本作は、フジテレビが香港のMakerVille、韓国のSimStoryと共同製作する大型プロジェクト。アジア7都市で同時に発生した誘拐事件を発端に、大切な人を救うため、被害者の家族たちが過酷なゲームに参加するサスペンスだ。
坂口が演じるのは、妻を誘拐された刑事の新出敏郎。韓国のイ・ジュンギや台湾のアリス・クーらアジア各地の俳優が出演し、日本と海外の複数都市で撮影がおこなわれている。
「フジテレビは放送開始前から、国際共同製作という作品の規模を強く打ち出していました。4月の発表時には、局側も制作費について『かなりあります』と言及。通常の連続ドラマを上回る規模のプロジェクトであることがうかがえます」(芸能記者)
実際、放送・配信先は合計86の国と地域に拡大。大手配信プラットフォーム「Viu」の週間チャートでは、10月12~18日にフィリピンで2位、インドネシアで3位、マレーシアで5位を記録。台湾の「Hami Video」でも、配信開始から2週間以上にわたって1位を維持しているという。
ところが、国内の地上波では、その華々しさに見合う数字を残せていない。世帯視聴率は初回4.7%から、第2話4.3%、第3話3.1%と下落。第4話で3.5%に持ち直したものの、第5話は3.0%にとどまった。個人視聴率も初回2.6%から第5話は1.6%へと下がっており、視聴者をつなぎ留めることに苦戦している様子がうかがえる。
「海外の配信ランキングと日本の地上波視聴率は異なる指標なので、単純に優劣を比較することはできません。視聴率だけで作品全体を失敗と判断するのも早計です。ただ、相当な予算を投じ、豪華な出演陣をそろえた以上、国内の地上波でも期待に応える数字が求められるでしょう」(同前)
Xでは、作品の内容に厳しい評価を下す声も上がっている。
《ストーリーは面白いけどな。演者も良い。演出や作製側がイマイチなのよ。日本特有だね。》
海外での好成績も、豪華な制作陣も、国内の視聴者を引き留める決め手にはなっていないようだ。
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