
声優の中田譲治
文章作成や画像生成、データ分析など、近年、生成AIは多くの人に身近な存在となっている。そんなAI画像をめぐって、人気声優のSNSでの投稿が波紋を呼んでいる。
発端となったのは、10月31日に声優・中田譲治がXに投稿した画像。中田はアニメ『ケロロ軍曹』や『ゴールデンカムイ』などで認知され、フォロワー数は47万人を超える。この日は、ハロウィンにちなんだ画像をアップした。
「中田さんは《Azrael or Treat?》とつづり、人気ゲーム『Fate/Grand Order』シリーズに登場するキャラクターである『山の翁』の画像を添えました。
『山の翁』の声は中田さんが担当しており、画像の背景にはハロウィンにあわせてかぼちゃのお化けのイラストが写っていました。中田さんはこの投稿に続けて、《made by AI》と生成AIによる画像であることを明かしたのです」(スポーツ紙記者)
ハロウィンにあわせた粋な投稿に見えたが、Xでは
《NO MORE 無断生成AIをアイコンに書きながら生成AIを使うの?》
《まさか無断生成AI反対派の中田譲治がやらかすと思ってなくてどうしようもないな》
など、反発する声があがっている。AIで作成したことに注目が集まったようだ。
「近年、著作権者の許諾を得ず、無断でデータを学習する生成AIは、声優やクリエイター間で問題視されています。声優業界でも、津田健次郎さんが生成AIで無断模倣された自身の声を使った動画の削除を求め、TikTokの運営会社を訴えています。
9月30日に、津田さん側の請求は棄却されたものの、裁判所が声にもパブリシティ権による保護が及ぶとする司法判断を初めて下し、大きな注目を集めました。
中田さんもXのプロフィールアイコンで、《NO MORE 無断生成AI》と記しているため、今回、生成AIを使った画像を投稿したことで矛盾を感じる人もいたようです」(芸能記者)
翌日の11月1日、中田はXで《フォロワーさんが心配してもいけないから一応言っとく》と投稿。問題の画像に関して、《山の扇ファンならご存知かも知れませんが、ツィートした物は公式で販売していて購入したフィギュア。丁度ハロウィンだったのでGrokで背景をハロウィン仕様にしたものです》と説明したが、その後、この投稿は削除された。
「中田さんは、販売されているフィギュアを購入し、その画像を使用したと主張しましたが、このフィギュアが2027年2月に発売予定のものと酷似していることを指摘する声がSNSであがりました。
まだ未発売の商品のサンプル画像を生成AIで加工したことを疑われ、さらに、中田さんがフィギュアについて弁明する投稿を削除したことで、火に油を注ぐ事態になったのです」(同)
本誌「Smart FLASH」は、生成AIを使った画像を投稿した意図、フィギュアに関する投稿を削除した理由などを、中田の所属事務所に問い合わせたが、期限までに回答はなかった。
ハロウィンに投稿した一枚の画像が、思わぬ波紋を呼んでしまった。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







