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名司会者・みのもんたさん “まさかのミス” 初対面で言い間違えられた山田邦子が明かす、半世紀の交流

インタビュー 記事投稿日:2025.12.07 06:00 最終更新日:2025.12.07 06:00

名司会者・みのもんたさん “まさかのミス” 初対面で言い間違えられた山田邦子が明かす、半世紀の交流

カメラの前でおどけるみのもんたさん(写真・佐々木恵子)

 

 2025年3月1日、惜しくも亡くなった人気司会者みのもんたさん(80歳没)。初共演から半世紀近い交流があった山田邦子が明かす、“わたしだけのエピソード” とは――。

 

「みのさんの司会は、やっぱり天才的だと思います。台本どおりに進めているわけではないのに、要点はきっちり押さえ、コンセプトは絶対に狂わない。段取りよりも場の空気を大切にしているから、視聴者の心を掴むんです。永遠に勉強になりますね。

 

 そんな名司会者のみのさんですが、初対面だった45年ほど前の収録では、私を『山田イクコちゃん』と間違って紹介したんですよ。でも、それ以来、ずっと『邦子ちゃん、邦子ちゃん』とかわいがっていただきました。

 

 2000年に挙げた結婚式にも来てくださり、忙しくて二次会を開けなかった私に代わって、会を仕切ってみなさんにご馳走までしてくださいました。そのときのお礼も、果たせないままです。

 

 奥様を亡くされてからは本当にしょんぼりされていて、おかわいそうなぐらいでした。逗子のイタリアンでよくご一緒しましたが、『もう、白ワインが一本飲めないんだ。半分飲んでよ』なんて。きっと今ごろ、奥様にお会いしていると思います。

 

 みのさんはぐりぐりした目で、 “脂ギッシュ” なイメージかもしれませんが、実際は非常に紳士的な『昭和の男』。常に前向きで、ネガティブなこと、人の陰口を言わないところも大好きでした。

 

 みのさんとご一緒した後はいい気持ちで帰れるんです。いつも『またね!』って手を広げてね。また『邦子ちゃん』って呼んでほしいな」

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出典元: 週刊FLASH 2025年12月16日号

著者: 『FLASH』編集部

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