
ビーチでコーヒーを飲む大木優紀さん(写真・本人提供)
「ハワイではアクティビティやショッピング、レストランめぐりを楽しむので、ホテルは寝るだけ。最安の部屋で十分」という方も多いのではないだろうか。
しかし、2022年に旅行予約アプリ『NEWT(ニュート)』を運営するデジタル旅行代理店「令和トラベル」に転職し、現在はハワイの子会社に出向中の元テレビ朝日アナウンサー・大木優紀さんは「部屋をグレードアップすれば、意外に節約できることもあるんです」という。どういうことなのか。
「少し贅沢して、オーシャンフロントのお部屋にすると、じつは完全プライベートのお食事スペースともなります。オーシャンフロントのレストランを予約しなくてもいいんです。また、ホテルのクラブラウンジで食べ放題、飲み放題になる『クラブルーム』にすれば、食事代を節約できることもあります。
料金差はホテルによりますが、2万円から5万円。今回の旅を『誰とどのように過ごすか』考えたときの、選択肢のひとつになると思います」
とくにおすすめのホテルは「ローマー ハウス ワイキキ」と「アラモアナ ホテル」だという。
「『ローマー ハウス』はワイキキの中心に近く、どこに行くにも抜群の立地です。2024年6月にリニューアルしており、ミッドセンチュリー調の洗練された空間は、大人のひとり旅にもすすめです。うちの会社の出張でも、スタッフからの指名率はナンバーワンですね。
『アラモアナ ホテル』は、アラモアナセンターへホテルから直結で、買いものに行けます。11月にリニューアルしたばかりで、きれいで明るい雰囲気になっています。キッチンつきの1ベッドルームもあるので、ファミリーや長期滞在の方におすすめです。
そして、この2つのホテルは旅行アプリ『NEWT(ニュート)』ではかなりお得に扱っているので、ぜひチェックしてみてください!」
節約のため、テイクアウトも大いに活用したい。大木さんが、「秘密にしておきたかったんですけど」と苦笑しながら教えてくれたのは、チェーン店のコーヒーショップ「Kai Coffee」のクイーンズアーバー店と、アラモアナセンターのFoodlandで売っている「ポケ丼」だ。
「Kai Coffeeはハワイでも定番のお店ですが、クイーンズアーバー店はビーチに面したロケーション。初めて来たときは『他店と同じ価格でこの景色!』と感動しました。それでいて、なぜか行列もできていないんです。
オープンして3年。ビーチの方面に抜けた景色が気持ちいいです。ここで、マカデミアナッツ風味がおいしい名物のKai Latteとアサイーボールを買って、海を眺めながらいただくと、カジュアルながら最高の朝食タイムになります。
そして、アラモアナセンターの『Foodland』でテイクアウトする『ポケ丼』は、ご飯の上にマグロやサーモンの刺身、アボカドなどをのせた、ハワイ風の海鮮丼です。『Foodland』では、トッピングをカウンターで選ぶのですが、『サーティワンアイスクリーム』のように、ひと切れ味見をさせてくれます。
トッピングする種類にもよりますが、1人前で15ドルくらいから。ひとりでは食べきれないほどボリューミーです。これを、ホテルの海の見える部屋でいただく。眺望のいい高級レストランで食事するよりも、満足度は個人的には高いです! 私のテイクアウトメニューの暫定1位です」
「円安」と「物価高」が直撃するいま、テイクアウトを賢く利用すればお財布に優くハワイで過ごせそうだ。
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