
芝大輔の実家「ゲストハウス あざみ野」で朝食に使う野菜は、すべて近隣で調達!
人気お笑いコンビ「モグライダー」の芝大輔の実家は愛媛県松野町の山間部にある。2014年、両親が農家民宿としてオープン。2022年には、空いた一棟をクラウドファンディングで資金を集めてゲストハウスにした。母の美紀さんが語る。
「 “限界集落” だなんて大輔は言っているみたいですけどね(笑)。たしかに人口3000人の松野町は、愛媛でもっとも小規模の町です。でも、築70年の昔ながらの家でのんびり過ごせるからと、お遍路に挑戦するインバウンドの方がよく来られますし、最近では修学旅行の田舎暮らしの体験先にも選ばれています」
10歳上で町役場勤めだった夫の明廣さんが定年を迎え、「人と関わる暮らしを続けたい」と民宿を始めた。
「敷地内で育てている、南高梅目当てのお客さんも多いんですよ。枝から落ちたばかりの完熟梅はすぐに傷んでしまうため、めったに市場には出回りません」(美紀さん)
美紀さん手ずからの夕朝食は、さながら家庭料理のフルコース。そこにも完熟梅の自家製梅干やジャムが欠かせない。全長12kmに及ぶ滑床(なめとこ)渓谷や、四万十川の支流・目黒川は車で10分ほど。宿をベースに、南予の大自然が満喫できるという。
【ゲストハウス あざみ野】
愛媛県北宇和郡松野町目黒1430
取材/文・鈴木隆祐
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