芸能・女子アナインタビュー

映画『純愛上等!』で俳優デビュー「嵐翔真」は「元横綱の孫」だった…大事なときは「祖父にもらった下駄」でアピール

インタビュー 記事投稿日:2026.02.26 19:00 最終更新日:2026.02.26 19:00

映画『純愛上等!』で俳優デビュー「嵐翔真」は「元横綱の孫」だった…大事なときは「祖父にもらった下駄」でアピール

祖父から譲り受けたという下駄を披露する嵐翔真(写真・保坂駱駝)

 

「僕、女優さんだと、いちばん好きなのは松嶋菜々子さんなんですよ。お父さんの影響で、小学生くらいのときに『GTO』(フジテレビ系)を一緒に観ていて、もうマジで惚れちゃって。子供ながらに、どう告白するかをずっと考えていたんですけど、中高生くらいのときに反町(隆史)さんと結婚していることを知って……。失恋ですよね(笑)」

 

 身長190cmという長身に、キリッとしたクールな佇まい。それでいて、話すと気さくな一面を見せる嵐翔真(19)。現在、公開中の映画『純愛上等!』で俳優デビューを飾ったばかりの期待のホープは、高校在学中の17歳のときに「MEN’S NON-NOモデルオーディション2024」で準グランプリに輝き、芸能界入りした。

 

 そんな彼の祖父は、なんと第57代横綱・三重ノ海剛司さんだ。三重ノ海さんは、横綱在位期間こそ1979年9月~1980年11月と短かったものの、幕内優勝3回、同じ横綱として輪島、北の湖らとしのぎを削った名力士。嵐は、そんな元横綱の血を引くサラブレッドなのだ。

 

「テレビの相撲中継は、おじいちゃんと観ることが多かったですね。僕が物心ついたとき、おじいちゃんは相撲博物館の館長をやっていたので、よくお父さんと迎えに行っていた記憶がありますね。

 

 僕自身も、小学1年生から6年生まで『わんぱく相撲』の大会に出ていました。小学生ながらに、武蔵川部屋で、武蔵丸関や武双山関などの関取衆に混じって稽古をさせてもらっていたんですよ。

 

 当時は、それがどれだけすごいことか全然わかっていなかったですけど、いま考えると元横綱の孫だから優遇されていたところはあったと思いますね(笑)。

 

 わんぱく相撲での成績? それが1年生から3年生までは全然ダメで、4年生で3位、5年生で2位、6年生で1位になりました! ただ……全国じゃないですよ、『台東区大会』での成績です(苦笑)」

 

 小学生から体が大きかったわけではなく、背が伸び始めたのは中学2年生からだったという。

 

「小学生のときはむしろ小さいほうだったんですけど、中学2年ぐらいから一気に、たぶん30~40cm伸びているんです。だから、成長痛がひどくて、一時期ジャンプができないほどでした。高校2年生の終わりごろに測ったときは190cmだったんですが、それ以降は測ってないです」

 

 中高はバスケに明け暮れた。嵐自身も相撲は嫌いではなかったが、祖父や父親から相撲を続けるよう言われることもなかったという。

 

「お父さんからは『相撲は向かないよ』と言われていたんです。相撲は足が長いと不利だったりするんですよね。腰がどうしても高くなっちゃうんで。

 

 だから、僕も相撲に執着しなかったですね。小学校ではわんぱく相撲と並行して水泳もやっていたので、中学受験で水泳の強い中学校に入ったんです。でも、入学までの1カ月くらいの間に『スラムダンク』にハマって、バスケ部に入っちゃったんですよね。

 

 それで、中高はバスケをやっていました。成績ですか? 高校のときは区で3位になったことがあります。4校中の3位ですけど(苦笑)」

 

 小学生で相撲からは離れてしまったが、芸能界入り後は「元横綱の孫」という肩書を周囲は放っておかない。『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などのバラエティに出演したほか、2025年5月17日には、ABEMA大相撲LIVE五月場所7日目にゲスト解説として出演。花田虎上(元若乃花)らと解説をおこなったことが話題となった。

 

「いや、申し訳ないんですよね……。相撲関連の番組、けっこう呼んでいただけるんですけど、相撲が本当にわかんないよっていう(苦笑)。相撲の知識が、小学校止まりなので……。

 

 そのときも、技の名前もそうですが、そもそも力士の名前が読めなくて大変だったんです。生放送だったんですけど、四股名にふりがなが振ってないのでヤベーッて焦っていたら、花田さんが『あ、もういいよ、名前は。まわしの色で言っちゃって』と。

 

 だから、『赤色の人はいいですね!』とか言いながらしゃべっていたんですけど、コメント欄が荒れてすごかったらしいです。『四股名も読めねーのかよ』とか(笑)」

 

 今回、俳優デビュー作となった『純愛上等!』は、山中柔太朗と髙松アロハがW主演を務めるヤンキー高校生同士のBLもの。嵐が演じるのは、髙松アロハ扮する喧嘩最強の高校生・亀井円の親友・露木要で、ひそかに円に思いを寄せる軍団の裏ボス的な役どころだ。

 

 作中では学ランに下駄という出で立ちだが、嵐もプライベートで草履や下駄を履くことがあるという。

 

「今日、(撮影用に)持ってきた下駄も、おじいちゃんから譲り受けたものなんですよ。ちょっとキャラクターが欲しいなと思って、『MEN’S NON-NO』のオーディションも下駄を履いていったので、『嵐=下駄』みたいなキャラクターになっています。

 

 下駄は歩くときにコツコツコツコツ音がうるさいから、ふだんはなかなか履く機会がないんですけど、大事な場面はやっぱり下駄で勝負ですね(笑)」

 

 俳優デビューを飾ったいま、この先に目指すところを聞いた。

 

「そうですね……『MEN’S NON-NO』は何者でもなかった自分を成長させてくれた “場所” でもあるので、自分にできることはなんでもして恩返しできたらと思います。

 

 モデルと役者でいったら、役者としてやっていきたい気持ちのほうが強いです。やってみたい役どころ? アクションも興味ありますし、それこそ自分にできることだったらなんでもやっていきたいです。マフィア役とか? いいですね、やってみたいです!

 

 いつも、おじいちゃんは『才能がなくても気合と根性があれば、グッて捕まえるものがあるから』とアドバイスしてくれるので、気合と根性でチャンスを掴みたいですね」

 

 初土俵から16年かけて横綱へ上り詰め、太く短く燃え尽きた祖父。いちばんの応援団という祖父から譲り受けた下駄で足場を固め、“コツコツ” と芸能界でのし上がっていくーー。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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