芸能・女子アナインタビュー

「すごいメンバーだったんだ!」渡辺満里奈、大瀧詠一プロデュースの“名盤”が30年を経て再リリース「音の洪水にときめいた」原点を語る

インタビュー 記事投稿日:2026.03.21 06:00 最終更新日:2026.03.21 06:00

「すごいメンバーだったんだ!」渡辺満里奈、大瀧詠一プロデュースの“名盤”が30年を経て再リリース「音の洪水にときめいた」原点を語る

デビュー40周年を迎える渡辺満里奈(写真・木村哲夫)

 

「年を重ねるごとに、すばらしいアルバムだなって思います。当時は、ただただ、大滝(詠一)さんにプロデュースしてもらえることがうれしくて、キャッキャと浮き足立っていました。今回、再発されることになって、あらためてクレジットを見たら、すごいメンバーだったんだ! って、びっくりしました。ほんと、贅沢ですよね」

 

 そう笑顔で語るのは、元おニャン子クラブの会員番号36番、渡辺満里奈(55)。アイドルとしてデビューし、歌手、女優、バラエティ、そしてMCへと活動の幅を広げながら、現在まで第一線で活躍を続けている。2026年はデビュー40周年。3月21日には、大滝詠一氏がプロデュースしたミニアルバム『Ring-a-Bell 30th Anniversary Deluxe Edition』が発売される。じつは彼女にとって大滝氏は、子どものころから特別な存在だった。

 

「私が音楽を好きになるきっかけになったのが、小学6年生のときに聴いたアルバム『ナイアガラ・トライアングルVol.2』(1982年、大滝詠一、佐野元春、杉真理)でした。2つ上の姉がいて、レンタルレコード店で借りてきたアルバムの中の1枚だったと思うんですけど、初めて聴いたとき、こんな世界があるんだ! って、すごく衝撃を受けたんですね。1曲めの『A面で恋をして』を聴いたとき、音の洪水みたいなキラキラした世界に、ものすごくときめいて、私、音楽が好きだなって思う原点になったんだと思います」(渡辺、以下同)

 

 日本ポップス界のレジェンドである音楽プロデューサーの大滝氏が、本格的にプロデュースした女性アイドルは、松田聖子と渡辺満里奈の2人だけである。

 

「初めて大滝さんにお会いしたとき、『“Vol.2”がきっかけで音楽が好きになったんです!』と熱弁を振るったら、『じゃあ、佐野くんに曲を書いてもらおうか』って言ってくださったんです。そして、スタッフも含めて一緒に食事をさせてもらったのですが、当時の私は音楽業界のことに詳しくないし、ただただ『はぁー』って、みなさんの話を聞いていた感じでした。お店の雰囲気とか、その場面は覚えているんですけど、内容はあんまり……(苦笑)」

 

 こうして、1996年にリリースされたのがミニアルバム『Ring-a-Bell』だ。作詞・さくらももこ、作曲・大滝詠一による『うれしい予感』(フジテレビ系『ちびまる子ちゃん』第2期初代オープニングテーマ)をはじめ、佐野元春が作詞作曲した『ダンスが終る前に』、杉真理が嶋田陽一とともに編曲にクレジットされている『約束の場所まで』などを収録。コーラスには伊藤銀次が参加し、クレジットこそないが、コーラスアレンジで山下達郎も加わった。つまり、『ナイアガラ・トライアングル』の「Vol.1」「Vol.2」のメンバーがそろった、レアで超豪華なアルバムだ。

 

 そして、30周年記念のデラックス盤には、2曲のボーナストラックが用意されている。

 

「大貫妙子さんの書き下ろしによる『高い空遠い街』と、大滝さんとデュエットはしてないんだけど、しているふうにミックスしている『冬の星座(Duet with 大滝詠一)』が収録されています」

 

 25歳当時の渡辺満里奈の歌声と、大滝詠一によるナイアガラサウンドが、最新のマスタリングでよみがえる。本人が語るように、歳月を経てその魅力はいっそう輝きを増しているようだ。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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