
相川七瀬のバースデーライブがおこなわれた「ビルボードライブ東京」で撮影(写真・福田ヨシツグ)
2025年1月にスタートした相川七瀬(51)の「BIG BANG対談」は、今年に入っても絶好調。LUNA SEAのボーカリスト “RYUICHI” こと河村隆一、hitomiに続くゲストは……映画やドラマに引っ張りだこの平祐奈(27)。歳の差24の2人は、いったいどういう関係なの!?
ーー相川さんが國學院大學神道文化学部に入学したのは、2020年4月。平さんが同じ國學院大學神道文化学部を卒業したのが2021年3月ですから、平さんが3年先輩です。
相川 先輩、今日はよろしくお願いします(笑)。
平 やめてくださいよ(苦笑)。相川さんは、お会いして “私の求めている大人像はこれだ!!” と思わせてくれた人なんですから。
相川 ホントに!? 自分で言うのもあれだけど、こんなのが?(笑)
平 私にとって相川さんは、風のような人なんです。清々しくて、話しているとすっきりしてくる感じがあって、深いところにちゃんと愛がある。私の理想の大人像です。
ーー逆転現象のような先輩、後輩が初めて会ったのは國學院大學のキャンパスですか?
平 相川さんが入学した2020年はコロナ禍で、講義はすべてオンラインだったので、2人が学生だったときは、キャンパスで会う機会はなかったんですよね。
相川 残念ながらです。ただ、教員の人たちから「4年に平祐奈ちゃんがいるんだよ」という話は聞いていたので、いつか会えるといいなと思っていました。
平 私も風の噂で、相川さんが入学されたのは知っていて。でも初めて会ったのは、私が卒業した後で、共通の知り合いを介して食事をさせていただいたときです。
相川 そうそう。で、その後、テレビの旅番組で一緒にロケをすることになって。一気に仲よくなったんだよね。
平 同じ年に、渋谷キャンパスでやった「第100回箱根駅伝壮行会」(2023年12月15日)での相川さんは、とにかくもう最高にカッコよかったです。
相川 陸上部の前田康弘監督と対談をしたのをきっかけに仲よくなって。陸上部をもっと応援するようになった。そんななかで、毎回感動させてくれる箱根駅伝をイメージして、『襷をつなげ』という曲を作っていて。それをキャンパスで全學應援團と歌ったんだよね。あれは、私にとっても最高の思い出。あれ、チアリーダーとの練習のとき祐奈ちゃんも来てたよね?
平 本番は仕事の関係で行けなかったんですけど、練習に参加して、チアリーダー部「BUNNYS」の人たちと一緒にミニスカートのユニホームを着て、相川さんと一緒に写真を撮りました。
相川 そうそう! 私も、チアリーダー部や祐奈ちゃんと同じミニスカのユニホームを着て(苦笑)。母親が一人、写真に交じっている的な(笑)。
■箱根駅伝で興奮しすぎて警備の人から注意
平 そのときだったかな。相川さんから、「一緒に箱根に応援に行かない?」と誘っていただいて。
相川 あれは、本当に楽しかったね。まず1月2日に、東京・讀賣新聞本社前のスタート地点で、2人でキャーキャー大声を張り上げて。
平 先回りして、途中何カ所か沿道で待ち受けて、また大声で応援して。
相川 監督車が来たら、「前田さーん!」と叫んだりしてたね(笑)。
平 往路のゴールを見届けて箱根に1泊したんですよね。翌日、復路のスタート地点で選手の方に会って、7区の沿道で待ちましたよね!? そして吉田蔵之介くんが走った9区を応援して、最後はゴールの大手町に急いで行って。
相川 沿道から体を乗り出しすぎて、警備の人から注意されたりしてね(笑)。
ーー2人は目立つでしょう。
平 目立つのはしようがないです。なんたって、相川さんは “勝利の女神様” ですから。
相川 最近、その呼び名がほかの大学にまで知れわたっているみたいで。他大学の監督さんに「相川さんが来ないっていうから、いけると思っていたのに……来ちゃったんですね。まずいなぁ……」とか言われちゃって(苦笑)。
平 相川さんは、エネルギーがすごいですから。ほかの大学の人たちが怖がるのもわかります。
相川 祐奈ちゃんのエネルギーも相当だと思うけど?
平 無理、無理。私には、相川さんのようなすごいパワーはないですから(笑)。
相川 お正月、2人で着物を着て、遠州流の初釜にも行ったよね。
平 2年前ですね。で、その翌月、ここ「ビルボードライブ東京」でのバースデーライブでケーキプレゼンターをさせていただき、3月には國學院大學の卒業式にも出席しちゃいましたから。
相川 そうだ! そうなの!! 祐奈ちゃんは私の卒業式を観に来てくれたんだった。「行きます!」と連絡をくれて、どこにいるんだろうと思ったら、親族席でうちの娘の横に座っていた。
平 ははははは。でも、観ないわけにはいかないじゃないですか。なんたって、成績優秀の総代さんですからね、相川さんは。
相川 大学院に進んで、初めて発表授業をするという日も賀集(利樹)さんと観に来てくれたよね?
平 あの日は、賀集さんと3人で、大学の学食でうどんを食べようと約束をしていてーー。
相川 そうそう、そうだった。で、その日がたまたま発表授業の日と重なって……。
平 発表、聴けるなら聴きたい! って言って(笑)。で、先生にお願いしたら、聴講を許可してくださって。賀集さんと並んで、相川さんの発表を聴いちゃいました。
相川 こっちは緊張でガチガチになっていたけど、賀集さんと祐奈ちゃんがガチンコで聴いてくれてた(笑)。
ーーザ・青春という感じです。
平 はい、相川さんといると、今も思い切り青春している感じになります。
相川 こういうのが大学のおもしろさというか、同窓のおもしろさで。神様がくださったご縁ですよね。
平 相川さんの呼びかけでスタートした國學院大學のOG、OBで作る「ぴょん会」も、年々メンバーが増えています。
相川 読売ジャイアンツから楽天イーグルスに移籍した田中千晴投手、西武ライオンズの武内夏暉投手、横浜DeNAベイスターズの坂口翔颯投手、「THE BEAT GARDEN」のKAIくん…若手がどんどん出てきていて、本当にいい感じだよね。
ーーそのメンバーで何を話しているんですか。
相川 『古事記』についてとか、『風土記』についてとか、お酒を飲みながら熱く語っています(笑)。
平 誰よりも相川さんがいちばん楽しそうです(笑)。
■突然金髪になったり特攻服を着たり
相川 真面目な話、私は大学に入って、間違いなく自分の人生が変わったと思っているんだよね。
平 どういうことですか?
相川 歌手になるという自分一人だけの夢をかなえた後、結婚して全力で子育てをして。それもすごく幸せなことだと思っていたんだけど、歌手としての夢を描けなくなっていて……。
平 そうですか……。
相川 で、大学に入って、祐奈ちゃんをはじめ、若い友達がいっぱい増えた。そのコたちが夢に向かってまっすぐに走っていく様子とか、向こう見ずな感じとか、すごく怯えている様子とか、そういうのを横で見ていて、自分もそうだったなぁと思い出すんだよね。
平 自分もそうですけど、いい意味で世の中のことを知らないので、自由に夢を描くことができますからね。
相川 そういう若い人の夢を聴くのも楽しいし、すごく刺激にもなるし、夢の描き方を思い出させてくれた感じがするんだよね。こうやって、祐奈ちゃんとしゃべっているのもそうだしね。
平 相川さんにそう言っていただけると嬉しいです。私は、小さいころから家族にしっかり守られて育ってきているから、相川さんのように、きちんと自分の足で立って、自分の人生を切り開いている人に憧れがあるんですよ。
相川 祐奈ちゃんは家族に愛されて育ってきているから、それを打ち破りたいという気持ちはわかる。よくわかるけど、祐奈ちゃんのインスタを見ていると、突然金髪になっていたり、特攻服を着ていたりしていて。お母さんのほうに年齢が近い私としては “どうした、祐奈!?” “何があった?” と心配になっちゃうんだよね(笑)。
平 それ、いろんな人から言われました(笑)。
相川 でしょうね。私のまわりでも “グレたんじゃないか” とか “よからぬ人とつき合っているんじゃないか” とか、本気で心配していたから。 “よからぬ人って、もしかして私のこと!?” とか(苦笑)。
平 金髪は昨年公開された映画『ネムルバカ』、特攻服は今年1月期のドラマ『ヤンドク!』(フジテレビ系)で演じさせていただいた役の衣装なんですけど、私の中にそういう願望があって、ときどき “うわ〜〜〜〜っ!” と爆発したくなるんです。
相川 平祐奈の中にいる、もう一人のダークな平祐奈?
平 そうです、そうです。イラッとしたときなんかにダークな自分を妄想して、オラオラしています。
相川 ははは。祐奈ちゃんがオラオラしているところを想像するだけで、笑っちゃう。だめだ……おもしろすぎる(笑)。
平 実際にはなれないから、妄想だけがどんどん膨らんでいって。 “もっと悪いことがしたい” “もっともっと悪いことがしたい” と思っちゃうんですよね。
相川 今やっているWOWOWのドラマ(WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ『横浜ネイバーズ Season2』)は?
平 私が演じるヒナ(菊地妃奈子)は、大きな秘密を抱えながら自分と向き合い、葛藤しながら生きている女のコで、どちらかというと素の私に近い感じかな。
相川 それも楽しい?
平 楽しいし、やりがいも感じています。日常で抱いている感情がリンクするところもあれば、自分でも知らなかった感情を引き出されることもありますし、やっぱり自分はお芝居が好きなんだと思いますね。
ーーいつか平さん主演の映画かドラマで、相川さんが主題歌を歌うというのはどうですか?
平 それ、いいです! すごくいいです!! それを私の夢にします。
相川 それもいいけど、私としてはいつか祐奈ちゃんには、イギリスとかでシェイクスピアの舞台をやってほしいと思うんだよね。
平 え〜〜〜っ!? それは、ちょっとハードルが高いです。
相川 確かに高いんだけど、祐奈ちゃんにはそれくらい大きな夢を持ってほしい。
平 わかりました。遠い夢なので、いつとは約束できませんが、前向きに努力します。
相川 うん。そのときは賀集さんを誘ってイギリスまで観に行くからね。
平 わかりました。頑張ります!
たいらゆうな
1998年11月12日生まれ 兵庫県出身 2011年に映画『奇跡』で俳優デビュー。以降、『紙の月』(2014年)『ソロモンの偽証 前篇・事件』(2015年)『10万分の1』(2020年)など話題作に出演。2022年に、映画『恋は光』で「第44回ヨコハマ映画祭」最優秀新人賞を受賞。出演作のWOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ『横浜ネイバーズ Season2』が、WOWOWプライムにて放送中。ドラマ『102回目のプロポーズ』(FODにて配信中/フジテレビ系、4月1日から毎週水曜23時~)に出演。2021年に國學院大學神道文化学部を卒業し、神職資格を取得
あいかわななせ
1975年2月16日生まれ 大阪府出身 1995年『夢見る少女じゃいられない』でデビュー。その後も『BREAK OUT』『恋心』などヒット曲を数多く世に送り出す。2020年に國學院大學神道文化学部を受験し合格。卒業後、同大の大学院に進む。今年11月2日、30周年ツアーファイナルとして日本武道館でのライブが決まっている。現在、相川七瀬30周年を記念したオールタイムベストアルバム『RockʻN’Roll Journey〜30th Anniversary Best〜』が発売中!
写真・福田ヨシツグ
取材&文・工藤 晋
ヘアメイク・久保フユミ(相川)、澤田梨沙(平)
スタイリスト・Lim Lean Lee(平)
衣装(平)・シャツ(MURRAL)、パンツ(PERNA)、ほか・スタイリスト私物
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







