芸能・女子アナインタビュー

【相川七瀬×平祐奈】大学時代に女優業のかたわら神職の資格を取得…「権禰宜として奉職している祐奈ちゃんに祈祷してもらいたい!」

インタビュー 記事投稿日:2026.04.04 06:00 最終更新日:2026.04.04 06:00

【相川七瀬×平祐奈】大学時代に女優業のかたわら神職の資格を取得…「権禰宜として奉職している祐奈ちゃんに祈祷してもらいたい!」

國學院大學の神道文化学部の“先輩”平祐奈と“後輩”相川七瀬(写真・福田ヨシツグ)

 

 人生の先輩だけど、大学では後輩という不思議な関係の相川七瀬(51)と平祐奈(27)。神様のご縁で繋がった2人による「BIG BANG対談」後編のテーマは、2人の専門分野である “神道” からスタートです。

 

ーーそもそもの話ですが、2人はなぜ國學院大學の神道文化学部を受験しようと思ったのですか?

 

平 私は小さいころから神社に参拝に行くのが好きだったというのもあるし、神様の名前ってすごく長いじゃないですか。天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命(あめにきしくににきしあまつひたかひこほのににぎのみこと)とか。そこに疑問を持ったことから、日本神話に興味が湧いてきてですね。

 

相川 高校生のときに?

 

平 そうです。やりたいことが多すぎて悩んでいたら、私が神社に興味を持っているというのを知っていてくれた高校の担任の先生が、あなたにぴったりの大学があるわよと教えてくれたんです。

 

相川 それで受験した祐奈ちゃんもすごいけど、教えてくれた先生もすごいね。

 

平 はい。先生には感謝しかありません。ただ……私的には、試験に落ちたと思っていたんですよね。

 

相川 えー本当に!?

 

平 國學院大學って、学内に神殿があるじゃないですか。

 

相川 入口のところにあるね。

 

平 受験当日の朝、その神殿に行って「今日、試験を受けさせていただくのでよろしくお願いします」とご挨拶をしたんですけど、私的にはけっこうダメダメな感じで。

 

相川 試験の手応えが?

 

平 そうです。だから、帰りにもう一度神殿に行って、「もうお会いすることはないと思います。さようなら」と、報告して帰ったんですよ。

 

相川 神様に “さようなら” !? やっぱり、祐奈ちゃんはおもしろい(笑)。

 

平 そう言いますけど、本当に落ちたと思っていたんですから。そうしたら、 “あれ?受かっちゃった” みたいな感じで。一度はダメだと思っただけに、このご縁を大切にしようと思いました。

 

相川 ちゃんと神職の資格も取って、実際に権禰宜(ごんねぎ)として奉職もしている祐奈ちゃんは本当に立派だと思う。私は神職の資格を取らなかったからね。

 

ーーえっ、そうなんですか?

 

相川 はい。同級生は神社の息子さんや娘さんが多くて、ほとんどの人が神職の資格を取るので、学部内ではきっとレアケースですね。私は、その代わりにじゃないけど学問として神道を学び、学芸員の資格を取り、大学院に進むという道を選びました。めちゃくちゃ充実したキャンパスライフでした。

 

平 私も、最後の1年はコロナ禍になってしまったけど、神社実習も含めてとにかくキラキラした4年間でした。

 

■祐奈ちゃんと同級生だったらきっとまわりが……(笑)

 

相川 神社実習は、どこの神社に行ったんだっけ?

 

平 茨城県の筑波山神社と京都にある下鴨神社、東京都中央区にある水天宮、あとは明治神宮に行きました。

 

ーー神社実習って、どういうことをするのですか?

 

平 朝5時に起き、神前で祝詞(のりと)を読み上げ、禊(みそぎ)をします。その後、神様へのお供えを作ったり、参拝客にお守りを授けたりとかですね。

 

相川 それを1週間くらい泊まり込みでやるんだよね。

 

平 そうです。実習に入る前に、スマートフォンは回収されるので、日々神様と向き合う生活でした。

 

相川 サークルは入ってた?

 

平 私は入っていないんですよ。相川さんは神輿サークルでしたよね?

 

相川 そうそう。4年生のときに神輿サークルに入って。親友が神輿サークルの部長をしていて、「一緒に青春したい!」って言われて。そこまで言われたら、入らないわけにはいかないじゃない(笑)。

 

平 相川さんが、お神輿を担いだんですか?

 

相川 うん、一度だけ。学内のお神輿は、一から組み立てて、お祭りが終わったらバラすんだよ。

 

平 おもしろそう! 私もやればよかった(笑)。

 

相川 浅草の三社祭に行ったんだけど、とにかく人がたくさんいて。そのすごい数の人が、私に向かってドーッと群がってきちゃって(笑)。

 

平 あはは。でも、相川さんは “女神様” ですから、それもしようがないですよね(笑)。

 

相川 私が行くとお祭りの邪魔になるから、行ったらあかんということになって(苦笑)。それからは行きたい気持ちを少し抑えてたかな。

 

ーー2人が同級生だったら、きっとものすごいことになっていたんでしょうね。

 

平 一緒に講義を受けて、一緒に学食でランチをして、一緒にお神輿を担いで、一緒に駅伝の応援に行って……楽しくないはずがないですよね。

 

相川 祐奈ちゃんと同級生だったら、きっとまわりが迷惑だと思うくらいうるさかったと思う(笑)。

 

平 それはもう確定です。大学中に聞こえるくらいの大声で、ワーワーキャーキャー言いながら大騒ぎをしていたと思います。

 

ーー2人にとって神社はなくてはならないものだと思いますが、その神社はお願いするところではなく、感謝を伝える場所だという話を聞いたことがあるのですが……。

 

平 初詣で願い事をする人が多いと思いますが、本来神社は、今無事にその場に立てていること、健康でいられること、元気なことなどを神様に伝え、 “感謝” する場所なんです。

 

相川 私は昔から、参拝させていただくときに神様に個人的なお願いをしたことがないと思います……。でも、陸上部が駅伝で優勝しますようにとか、横浜DeNAベイスターズが日本一になれますようにとか、そういうお願いをするときは “正式参拝” というご祈祷をしに行きます。

 

平 特に伊勢神宮では、縁結びのお願いはあまりしないかもしれませんね。

 

相川 そうだね、伊勢神宮は皇室のご祖先様の神様をお祀りしているので、そこは私的なお願いをするよりは国の平和を祈るとかもう少し大きな祈りの場所なのではないかと私は思う。

 

平 伊勢神宮は別格ですよね。いつか、(國學院大學の同窓生)賀集(利樹)さんと3人で伊勢神宮へ参拝に行きたいですね。

 

相川 そうだね! 前に千葉県の安房(あわ)神社に3人で行ったね。賀集さんも神職の資格を取っていないから、60歳になる前に2人で取りたい(笑)。

 

平 ぜひぜひ。3人で袴をはくのを楽しみにしています。

 

ーー神社の数って、日本全国にどれくらいあるんですか?

 

相川 神社本庁に登録されているのが約8万社。コンビニの数より多いんですが、登録されていない神社を含めると、10万社を超えるんじゃないかと思います。

 

ーーそれだけあったら、全部をまわるのは無理ですね。

 

平 無理ですよね(笑)。

 

相川 全部まわる必要もないしね。氏神様であれ崇敬(すうけい)神社であれ、ご縁のある神社にお参りに行けばいいんだと思う。

 

平 私の夢は、このお仕事をずっと続けることですが、相川さんのこれからの夢はなんですか?

 

相川 これまで一度も海外に出て行きたいと思ったことがなかったんだけど、去年ブラジルでライブをして、これからの10年は海外に出て行きたいって思ったんだよね。

 

平 テレビで観ましたけど、すごい盛り上がりでしたね。

 

相川 楽しかったのもあるし、勉強にもなった。環境が違うと自分も一からというか。楽屋もなくて、織田(哲郎)さんなんかは、外の螺旋(らせん)階段で衣装に着替えてたよ(笑)。

 

平 えーっ!? 外でですか!?

 

相川 うん。そんなときでも織田さんは、「こういうのがおもしろいんだよー」って言うの。「デビューし直すみたいでいいじゃん。こういうときって、けっこういいステージがやれるんだぞ」って。

 

平 織田さん、さすがですね。すごいです。

 

相川 そのときに、そんなふうに私も考えられればどこででもやれるかもしれないって。いつでも、まっさらな気持ちになれるフラットな自分を持って、50代の自分を生きていきたいなと思うんだよね。

 

平 相川さんらしいですね!

 

相川 あと私の夢、もう1個ある!

 

平 なんですか!?

 

相川 一度、祐奈ちゃんにご祈祷してもらいたいんだよね(笑)。

 

平 ご祈祷ですね!(笑)

 

相川 私のまわりは、みんな祐奈ちゃんに祈祷してもらっていて、いい祝詞が聴けるって評判だから、私もいつかぜひ一度お願いしたい。

 

平 もちろんOKです。むしろ、私からお願いしたいくらいです(笑)。

 

あいかわななせ
1975年2月16日生まれ 大阪府出身 1995年『夢見る少女じゃいられない』でデビュー。その後も『BREAK OUT』『恋心』などヒット曲を数多く世に送り出す。2020年に國學院大學神道文化学部を受験し合格。卒業後、同大の大学院に進む。今年11月2日、30周年ツアーファイナルとして日本武道館でのライブが決まっている。現在、相川七瀬30周年を記念したオールタイムベストアルバム『Rock ’N’ Roll Journey〜30th Anniversary Best〜』が発売中!

 

たいらゆうな
1998年11月12日生まれ 兵庫県出身 2011年に映画『奇跡』で俳優デビュー。以降、『紙の月』(2014年)『ソロモンの偽証 前篇・事件』(2015年)『10万分の1』(2020年)など話題作に出演。2022年に映画『恋は光』で「第44回ヨコハマ映画祭」最優秀新人賞受賞。出演作のWOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ『横浜ネイバーズ Season2』が、WOWOWプライムにて放送中。『102回目のプロポーズ』(FODにて配信中/フジテレビ系、毎週水曜23時〜)に出演。 2021年に國學院大學神道文化学部を卒業し、神職資格を取得

 

写真・福田ヨシツグ
取材&文・工藤 晋
ヘアメイク・久保フユミ(相川)、澤田梨沙(平)
スタイリスト・Lim Lean Lee(平)
衣装(平)・シャツ(MURRAL)、パンツ(PERNA)、ほか・スタイリスト私物

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出典元: 週刊FLASH 2026年4月14日号

著者: 『FLASH』編集部

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