
2011年からドバイに暮らす倉沢淳美(写真・本人提供)
トランプ米大統領によるイラン攻撃をきっかけに、原油価格の高騰や物流の混乱は、世界に広がっている。ドバイ(UAE)に暮らす歌手で女優の倉沢淳美に、現地のリアルな現状を聞いた(以下、本人談)。
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2026年2月28日、ドバイに、イランから飛来したとみられるドローンが落下しました。本当にショックで、それ以来、恐怖とストレスのなかで毎日を過ごしてきました。日常が一変する瞬間を目の当たりにして、この状況をどう乗り越えるのか、これから自分はどう生きていくべきなのか、真剣に考えるようになりました。
ガソリンの値上がりは10%以下にとどまっていて、正直、生活が大きく変わったという感覚はありません。食費や電気代もほとんど変化はなく、私の暮らしはこれまでと大きくは変わっていないと思います。
ただ、それはドバイ政府が、こうした状況のなかでも居住者や旅行者の生活を守ろうと、かなり力を入れているからだと感じています。セキュリティの強化やホットラインの設置など、精神面のサポートも含めて、安心して暮らせる環境を整えようとしてくれています。
物資についても、いまのところ「手に入らなくなった」と感じるものはとくにありません。ただ、停戦前は外食を控えて家にいる人が多かったこともあって、レストランはかなり静かで、閉店してしまう店も出てきています。私が通っていた大好きなお店も、これから閉店してしまうと聞いて、とても残念に思っています。
仕事の面では、主人がエネルギー関連の会社に勤めているのですが、これまで多かったサウジアラビアやクウェート、バーレーン、カタールなどへの出張が、いまは状況を見ながら、国内からのリモートに切り替わっています。
周囲では、この問題は毎日のように話題に上がっています。とくに、私の友人にはイランやシリアなど中東出身の人も多く、報道ではなく、家族が現地にいる人たちから直接、話を聞くことになります。リアルな状況を知るたびに、心が痛むことが多いです。
くらさわあつみ
1982年、『欽ちゃんのどこまでやるの!』(テレビ朝日系)に出演。派生ユニット「わらべ」での『めだかの兄妹』が大ヒット。1995年にオーストラリア人男性と結婚し、2011年からドバイ在住。2男1女の母
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