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「のど飴必須で “絶叫” 練習!」ホラー映画初挑戦の林芽亜里、支えは父から贈られたお皿で学んだ「失敗しても輝ける」の信条

インタビュー 記事投稿日:2026.05.23 06:00 最終更新日:2026.05.23 06:00

「のど飴必須で “絶叫” 練習!」ホラー映画初挑戦の林芽亜里、支えは父から贈られたお皿で学んだ「失敗しても輝ける」の信条

現役ノンノモデルの林芽亜里(写真・木村哲夫)

 

「昨年、20歳になったときに父がプレゼントしてくれた金継ぎのお皿が私の宝物です」

 

 そう笑顔で話すのは、雑誌「non−no」の現役モデルで女優の林芽亜里。金継ぎとは、割れたり欠けたりした陶磁器を漆と金粉などを使って修復する伝統的な技法だ。

 

「私がよく使っていたお皿だったんですが、洗いものをしているときに割ってしまったんです。処分したと思っていたら、父が金継ぎで修復してくれていて、《失敗したり、挫折したりしても、それが糧となって成長してより輝けるよ》というお手紙と一緒にプレゼントしてくれました。どこにでも売っているお皿ですが、金継ぎで世界でひとつだけの特別なものになりました」

 

 自宅でほうれん草のおひたし、いんげんのごま和えなどを食べるときにこの皿を使っているという。自炊派だという林に得意料理を聞くと、照れながらこんな答えが……。

 

「鮭が好きで、味噌マヨで焼いたり野菜と一緒に蒸したり。フライパンでパパッと作ります。栄養価が高い魚料理は好きですね。父の趣味が釣りで、よく魚を捌いて料理してくれたので、いつか私も教えてもらいたいなと思っています」

 

 そんな林が芸能界に入ったきっかけは、小4のときに書店で見た「ニコ☆プチ」。この中に、モデルのオーディションの応募用紙がついていた。

 

「ちょっとやってみようかなくらいの気持ちで受けてみたら、いつの間にか合格をいただいていました。平日は学校、土日は住んでいた石川県から東京に撮影に行っていたので、部活みたいな習い事のような感じで、ワクワク楽しかったです」

 

 石川と東京を往復する日々が続き、中学2年からは「nicola」の専属モデルになった。

 

「モデルと並行して、2年間連載をやらせていただいたんです。自分で物語風に設定を考えて、コスメや服装を紹介するページでした。回を重ねるうちに行き詰まってしまって、編集部さんからOKをもらえなかったりもしました。

 

 そこで『連載ノート』を作り、電車の正面に座っている人を観察したり、カフェで窓際に座って人間ウオッチングをしてネタ探しをしました。壁にぶつかり悩みながらも2年間続けたことで、一度決めたことは最後までやり遂げようと思えるようになりました。

 

 今でも電車に乗っているとき、正面に座っている方とかを無意識に観察しているときがあるんですよ。この人はどういう仕事していて、なぜこの荷物を……とか妄想を広げていくのが癖になっているかもしれないです」

 

 その後、2022年11月から「non−no」に移り、2024年にはドラマ『先生さようなら』(日本テレビ系)で女優デビュー。現在は、雑誌モデルと女優の二足のわらじで忙しい日々を送る。モデルは読者から「かわいい」と言われれば「正解」だが、演技にはこれという「正解」がない。だが、それが楽しいと話す。

 

「考えすぎてしまうところがあるんですけど、監督が『OK』と言ったらOKと思うように心がけています。それでも自分の中で悔しい部分が残ってしまったときは、家に持ち帰って振り返ります。

 

 スマホのメモに今日あったことを書き記して、お休みの日にノートに書き写して考え直したりするんです。できるだけ同じ失敗をして後悔しないようにしています」

 

 そんな彼女が「大きな挑戦になった」と話す作品が、映画初出演で初ヒロインを務める『Ericaーエリカー』(全国順次公開中)だ。

 

「最初は(エリカに)共感できない部分もありましたが、台本を読み解き、共感できる部分を探していきました。宮岡太郎監督が『ミザリー』(1991年)、『黒い家』(1999年)、『パール』(2023年)などを観るようにと教えてくださったので、参考にして勉強しました」

 

 林にとって、最大の壁になったのが絶叫シーンだ。

 

「目を見開いて叫ぶことをした経験がなかったので、戸惑いましたね。自宅では近所の方に迷惑かなと思って、防音室があるスタジオに何日も籠もって、2、3時間練習しました。

 

 鏡で表情を見ながら叫んだことで、自分が知らない “貌” を知ることができました。のど飴必須だった練習の成果をぜひ観てください(笑)」

 

はやしめあり
2005年11月5日生まれ 石川県出身 小学4年生のときに「ニコ☆プチ」のモデルオーディションでグランプリを受賞。その後、「ニコ☆プチ」「nicola」の専属モデルを務め、現在は「nonーno」専属モデルとして活躍。2024年にドラマ『先生さようなら』(日本テレビ系)のヒロインで女優デビュー。放送中の『時光代理人』(フジテレビ系)に出演するほか、初映画『Ericaーエリカー』が公開中

 

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へアメイク・鈴木海希子

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出典元: 週刊FLASH 2026年6月2日号

著者: 『FLASH』編集部

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