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さとう宗幸『2年B組仙八先生』教え子には受験でお守りを…還暦のお祝いでは本木雅弘から「赤いマフラー」プレゼント

インタビュー 記事投稿日:2026.08.05 06:00 最終更新日:2026.08.05 06:00

さとう宗幸『2年B組仙八先生』教え子には受験でお守りを…還暦のお祝いでは本木雅弘から「赤いマフラー」プレゼント

メインMCを務める情報番組のスタジオで “仙八先生” 時代を振り返るさとう宗幸(写真・木村哲夫)

 

 2026年7月、反町隆史主演の『GTO』(フジテレビ系)が連続ドラマとしては28年ぶりに復活し、話題を呼んでいる。学校を舞台にした「学園ドラマ」は、いつの時代の作品も視聴者にインパクトを残してきたが、その中心にいた “名物教師” が当時を振り返る――

 

「先日も教え子から連絡が来ました。『9月に仙台に行くから先生に会いたい』ってね」

 

 優しい声でさとう宗幸が話す「教え子」とは『2年B組仙八先生』の生徒役たちだ。

 

「最初にお話をいただいたときは、ずっと音楽活動をしてきて演技の勉強をしたこともなかったので、お断わりしたんです」

 

 そんなさとうの心を動かしたのは、名古屋のコンサート会場まで足を運んだ制作陣の熱意だった。

 

「名古屋でコンサートがあったときに、TBSの柳井満プロデューサーと佐藤虔一ディレクターがわざわざお願いにいらっしゃった。しかも柳井さんは、体調が悪いのを押してまで来てくださった。人として、その誠意に応えなくちゃいけないという思いと、『さとうさんのままでやってくだされば結構です』という殺し文句に負けて、お引き受けすることにしました」

 

 そこからトントン拍子で話が進み、収録が始まった。しかし、撮影当初は「顔面神経痛で頬がピクピクするほどナーバスになっていた」という。

 

「僕が収録にも慣れてきたころ『今だから言いますが……』と聞かされたのですが、収録前の台本の読み合わせでは、『今回だけはミスキャストかもしれない』と制作陣は頭を抱えていたそうです(苦笑)」

 

 しばらくは、2クール(半年)の撮影の終了予定を指折り数える日々が続いた。

 

「あと3話でやっと終わる、と思っていたら、嬉しそうに駈け寄ってきたADに『仙八先生、あと半年延びました!』と告げられて……。あのときばかりは、素直に喜べませんでしたね(笑)」

 

 しかし、結果的にはこの1年間が、生徒役の子供たちとの絆を深める契機になった。

 

「『仙八先生は、いつも学校にいる先生みたいです』と言われたのはすごく嬉しかったね。思い出深いのは、年明け最初の収録。受験を控えた中学3年生のコたちに、仙台で菅原道真を祀っている榴岡(つつじがおか)天満宮のお守りと御札を人数ぶん買って、一人ずつ名前を呼んで、教壇の前で手渡したんです。お前たち、頑張れよという自然な行為でした」

 

■『すばるは必ず来ますから』

 

 ドラマが終わっても、先生と生徒の関係は続いた。なかでも忘れられないのは、生徒たちが還暦のお祝いをしてくれたことだ。

 

「企画してくれたのは、すばる(本木雅弘)でした。でも、その会の前々日に映画『おくりびと』でアカデミー賞(外国語映画賞)を受賞したんです。それで僕は、幹事のコに『すばるは大変なときだから無理して来ないでいいと伝えてくれ』と言いました」

 

 しかし、その幹事は『すばるは必ず来ますから』の一点張り。

 

「当日、1時間早くすばるが来て『先生、おめでとうございます。ロスで買ってきました』と赤いマフラーをプレゼントしてくれましてね。今も後生大事に取ってあります。

 

 彼は2時間司会を務めて『これから取材があるので失礼します』と。店はひとみ(三田寛子)が歌舞伎関係のコネクションで取ってくれた、我々では行けないようなお店でしたよ。その後、二次会まで盛り上がりました」

 

 今でも先生と生徒の関係が続くが、さとうにはもうひとつ長く続いているものがある。現在、ミヤギテレビで月〜金の夕方に放送されている2時間の情報番組『OH!バンデス』のメインMCだ。放送は32年めに突入している。

 

「『宗さん、大変だね』ってよく言われますが、大変だったらやってないです。楽しくやらせていただいていますが、ワンマンだったら続いていないでしょうね。うちの番組のスタンスは双方向性。視聴者参加型の番組を貫いていることが長く続けられた要因だと思います」

 

 宮城では視聴者から、“宗さん”と親しみを込め呼ばれている。

 

「僕は意外と子供に人気があって、イベント会場に行くとお父さんやお母さんが『宗さん、この子がファンなんです』って。3〜4歳ぐらいの子がね(笑)。体力がある限りは続けてもいいのかな、なんて思っています」

 

 しかし、肩書を聞かれたときには、さとうはいつもこう答えるという。

 

「ためらうことなく『歌手』と答えます。その姿勢だけは、今際のときまで持ち続けたいですね」

 

■『2年B組仙八先生』(TBS系・1981〜1982年)
『金八先生』『新八先生』と同じ中学校が舞台の学園ドラマ。さとうは下駄履きでヒゲ面の風変わりな美術教師・伊達仙八郎を好演。教室でギターを弾き語り、生徒と心を通わせるシーンが話題に。生徒役でのちの「シブがき隊」の3人がデビューしたことでも有名

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出典元: 週刊FLASH 2026年8月11日号

著者: 『FLASH』編集部

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