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長月翠「ラストアイドルの切り込み隊長」が描く未来図
グラビアFLASH編集部
記事投稿日:2021.03.25 12:00 最終更新日:2021.03.25 12:00
4月28日に10thシングル「君は何キャラット?」をリリース予定のラストアイドルから長月翠が登場。ラストアイドルを牽引する責任感と、目下の悩みを語ってくれた。
―新曲では、インドの古典舞踊「ボリウッドダンス」に挑戦しています。
独特の動きが難しくて苦戦しました。でも、衣装もかわいらしくて、これまでと違った一面を出せたんじゃないかなって思います。あと、個人的にインドに関心があるんですよ。「行ったら人生観が変わるよ」ってよく聞くし、いつか訪れてみたい国です。
―長月さんはインド映画にもハマりそうな顔ですね。
それ、めっちゃ言われます(笑)。もしこのシングルがインドでも大ヒットしたら、インド映画に出演してボリウッドスターになれるかも!?
―今はどんなことにやりがいを感じていますか?
やっぱりライブです。配信ライブが増えて、コロナ前と同じような形ではなくなったけど、ファンの方が楽しみにしてくれているんです。会えなくても、ライブを通してファンの方と気持ちがひとつになれることが嬉しい。
―長月さんはグループのなかでも歌唱力に定評があります。
歌うことはずっと変わらず大好き。ただ、練習がそんなに好きじゃないんですよ…。練習したとおりにきれいに歌うと、逆に自分らしさとか感情が伝わらないような気がするし。
だから、ライブでもなるべく自然に歌うように心がけています。
―昨年の3周年コンサートではギター演奏も披露。今も特訓中ですか?
いや、練習が嫌いで…。なかなか続かないんです(笑)。でも、またステージで披露する機会があれば、そのために猛練習します!
―長月さんは負けず嫌いな性格?
ラストアイドルでデビューしたころはめちゃくちゃ負けず嫌いで、「自分の右に出る者なんていない!」って自信満々だったし、「絶対に右に出させない!」って気持ちだったんですよ。でも、今は「どんどん行ってください」「右も左もどうぞ~」って感じになっちゃいました(笑)。
―どうしてそうなったんですか?
私って、ラストアイドルのなかでは最初に走る役割なのかなと思ったんです。切り込み隊長的な人っていうか。写真集とかもそうなんですけど、グループのなかで最初に出させてもらえたので、ほかのコたちが通りやすくなる道筋のようなものを作ればいいんだなって気づいたんですよ。
―トップバッターに指名されがちなのは、スタッフの長月さんに対する信頼があるからでは?
仕事に関しては、わりと平均点が取れるタイプだと思うんです。よくも悪くもなんですけどね。そう考えると、「なにがなんでも私が目立つ!」っていうんじゃなくて、ラストアイドルはこれだけ個性的なコが集まっているんだから、それぞれが得意なジャンルで輝くことができるのがいちばんいいなって思えるようになったんです。
―自分の持ち味じゃないところで勝負しても意味がない、と。
たとえば、モデルだったら松本(ももな)や阿部(菜々実)にやってほしいし、バラエティ番組だったら西村(歩乃果)に活躍してほしい。みんなが得意なことを少しずつ伸ばせば、それを持ち帰ったときにめちゃくちゃ大きなグループになると思っているので。
―長月さんは、どんな分野で頑張りたいと思っているんですか?
それが本当に難しくて、今の悩みかもしれない。小さいころからアイドルになることが目標で、それが私にとってすべてだったし、ゴールでもあったので。特にコロナの影響もあって、自分でもどうしていいのかわからなくなっているんですよね。
―たしかに今は、明るい未来を思い描きにくい状況かもしれません。
ただ、将来は海外に行って、いろんな文化を知りたいなっていう夢があります。たとえば、「貧しい国の子供たちが満足にごはんを食べられるためにはどうしたらいいだろう」とか、「どうすれば人種差別はなくなるだろう」ということに関心があって、自分も社会貢献をしたいなって考えていて。そのために今、英語を勉強中です!