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CM契約10社の美ボディ女優・浦まゆ「目標はジェニファー・ローレンス!」

グラビア 投稿日:2022.04.02 20:00FLASH編集部

CM契約10社の美ボディ女優・浦まゆ「目標はジェニファー・ローレンス!」

 

 小林製薬「噛むブレスケア」をはじめ、10社の契約数を誇るCM女王・浦まゆ。ドラマ『来世ではちゃんとします2』(テレビ東京/Paravi)などの話題作に出演する女優であり、恋愛リアリティ番組『私の年下王子さま 100人の王子編』(ABEMA)に出演したことでも注目を集めている。

 

「20歳前後の若い男のコとアラサー女子が織りなす恋模様を追った番組です。私は、小悪魔キャラと呼んでいただきました。たしかに、友人からは『ナチュラルにあざとい』と言われることがあるので、頷けるところもあるかな(笑)」

 

 

 ノスタルジックな下町の一軒家で、艶やかなグラビアに挑戦した浦まゆ。

 

「今回の撮影地は、ある写真集で見て以来、憧れていた場所だったので、運命を感じました。私は西岸良平さんの漫画『三丁目の夕日』や『鎌倉ものがたり』が好きなのですが、撮影をした建物や、そこにある小物が漫画に描かれている世界観にすごく近くて……。

 

 昭和にタイムスリップしたようで、胸が高鳴りました。セクシーさの定義は、時代によってカラーが違うと思うのですが、私には昭和の色っぽい雰囲気が合っているのかなと感じましたね」

 

 浦まゆをCM女王と呼ぶ所以は、平均10社程度のCM契約が毎年途切れないというところにある。CM業界から絶大な信頼を得ている彼女は、どのような経緯で芸能界に入ることになったのか。

 

「最初に芸能の仕事を意識したのは、小学生の時にティーンのファッション誌に憧れたことがきっかけでした。でも、オーディションを受けてみようと思ったときに、好きな雑誌がちょうど休刊してしまって夢はかないませんでした。そこから火がついて、オーディションを個人で受けはじめたんです。芸能事務所に所属することも考えたのですが、『グラビアをやりましょう』と言われて諦めました。母もあまりグラビアというものを好意的に思っていなかったし、私自身も当時はやりたいと思えなかったんですよね(笑)」

 

 とはいえ、エンタメ業界に対する熱意は冷めることがなかった。

 

「高校時代にKポップブームが起こって、また気持ちが盛り上がりました。少女時代が日本で大ブームになったころで、私も韓国で活躍できるような歌手になれたらと憧れました。そのために韓国語を勉強して、日常会話程度ができるようにまでなったのですが、当時、韓国デビューできるような足掛かりはなくて、諦めざるをえませんでした」

 

 芸能界に入ることになったのは、20歳を過ぎたころに街中でスカウトをされたのがきっかけだった。

 

「『モデルになりたい』、『歌手になりたい』と強く思っているときには、なかなかかなわないのに、熱が落ち着いたころにそういうチャンスが転がってくるというのは、不思議なことだなと思いましたね(笑)」

 

 2015年にTBSのスペシャルドラマ『レッドクロス~女たちの赤紙』で女優デビューを果たし、現在では『来世ではちゃんとします』(テレビ東京系/Paravi)などの人気ドラマなどにも出演するようになった。

 

「事務所に所属してからドラマやCMのオーディションをたくさん受けました。自分でも驚くくらいオーディションが通って、CMは年間10社のお仕事をいただけるくらい順調でした。すごく嬉しいことなのですが、裏を返すと『私には色がないから使いやすいということなんじゃないかな』と、悩むようになったんです。たくさん出ていても『このCMに出てるのアナタだったのね』と言われることが多くて……。

 

 褒め言葉のつもりで言ってくださっているようなんですけど、私にとっては色がないんだなということを実感させられる言葉でした。このままのスタンスで仕事を続けることもできるけれど、このまま続けることに意味はあるのかなって思っていたんです」

 

 そんなときに自己表現の方法として見出したのがグラビアだった。

 

「先ほども話しましたが20代前半までは、グラビアに対して肯定的なイメージがなかったんですよ。でも、20代後半になって、表現の幅を広げたいという気持ちが強まりだしたときに、演技の先生から『まゆには、橋本マナミさんや壇蜜さんに通じる女性的な魅力がある』と言われて、衝撃を受けたんです。今回グラビアに挑戦したのは、自分の色をみつけるきっかけになればという思いがあります。『浦まゆの色がほしい』、『浦まゆだからこの仕事をオファーしたい』と求められる役者になることが、いまの私の目標です」

 

 今後、浦まゆはどのような役者を目指していきたいのか。

 

「海外だとジェニファー・ローレンスさんのような女優に憧れます。映画『ハンガー・ゲーム』で見せた怒りの芝居が本当に自然で。役者が演じているのではなく、そこにその人物が実在するようなリアリティを感じさせてくれます。自分の内側から出てくる芝居をしているということに憧れています。日本では、長澤まさみさんの芝居はすごいなと思いますね。ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)を観たときに表情の幅に驚いたんです。ガハハと思いっきり笑っても画になるし、シリアスなシーンですごく色っぽい表情を見せる。演技に幅があるのに、不自然じゃないということに魅力を感じます」

 

 現状の満足することなく、新たな挑戦をしつづける浦まゆ。2022年に驚くような開花を見せてくれるに違いない。

 

うらまゆ
29歳 1992年9月8日生まれ 東京都出身 T165 小林製薬「噛むブレスケア」をはじめ10社とCM契約する女優。ドラマ『来世ではちゃんとします2』(テレビ東京系・Paravi)などの話題作に出演。恋愛リアリティ番組『私の年下王子さま 100人の王子編』(Abema)に出演するなど注目を集めている。そのほか最新情報は、公式Twitter(@uramayu0908)にて

 

写真・栗山秀作
スタイリスト・富田育子
ヘアメイク・山田チホ

 

( 週刊FLASH 2022年4月12日号 )

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