貫地谷しほり「人を喜ばせるのが大好き」朝ドラヒロインから14年、変わらぬ笑顔の秘密

　NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』に主演して14年あまり。貫地谷しほりの魅力は、当時から変わらぬ笑顔だ。

「自分が笑うことはもちろん、人に喜んでもらうことが大好きです。プライベートでは夫が帰宅してドアを開けた瞬間、玄関で踊りながら迎えたり。飽きないように毎回仕掛けは変えてるんです。夫からは半ばあきれられながらも『おもしろい人だね……』と笑ってもらえてます（笑）。

　仕事の現場でも同じようなノリなので、先輩の俳優からは『その感じ出したほうがいいよ』と昔から言われていました」

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　8月からはこまつ座公演『頭痛肩こり樋口一葉』に主演する。

「これまで何度も先輩たちが演じてこられた井上ひさしさんの名作で、ずっと憧れていました。ファンタジーやコメディの要素が強く、作中には幽霊が出てきます。おもしろいけど考えさせられる作品なので、ぜひご自身の解釈で考えながら観てほしいです。

　私は霊感がないのですが、霊感がある人から『パワーがすごすぎて、へんなモノが来てもなぎ倒してる』と言われたり、パワーストーンのお店で鑑定士の方から『もっとパワーを抑える石を選びなさい』って注意されたことも。今回の舞台も持ち前のパワーで全力疾走します！（笑）」

かんじやしほり
36歳　1985年12月12日生まれ　東京都出身　T156・B83W58H84　2002年に映画デビューし、2004年に出演した映画『スウィングガールズ』でブレイク。2007年にはNHK連続テレビ小説『ちりとてちん』でヒロインを務め、お茶の間での人気を不動のものにした。その後もさまざまなドラマや映画で唯一無二の存在感を放つ。8月から9月まで東京、大阪、岡山、東京多摩にて舞台『頭痛肩こり樋口一葉』に出演する。本人公式Instagramは、（@shihori_kanjiya）

写真・東 京祐
スタイリスト・mick
ヘアメイク・北 一騎
キャスティング・千葉由知（ribelo visualworks）

( 週刊FLASH 2022年6月14日号 )