話題のCM美女の福岡みなみ、1年ぶりのグラビア披露「ダイエットしながら泣きそうに」

 

タレントとして活動しながら、芸能・ライバー事務所「株式会社星Labo」の代表取締役も務めている福岡みなみ。

 

― そもそも、どうして起業しようと思ったんですか？

 

対談中に堀江貴文さんから『会社を立ち上げて、自分でやってみなよ』って言われたんです。軽いひと言だったんですけど、それが運命のように響きました。事務所を辞めて、自由に挑戦してみたくなりました。

 

― 勇気のいる決断だったと思います。

 

何かを得るためには、何かを犠牲にするのが当たり前だと考える性格なので、正直、あまり躊躇はなかったです。自由を得たければ、その代わりに安心を捨てるしかない。その2つを天秤にかけたとき、自分が自由に生きている未来があると信じてみたかった。挑戦しなかったら確率は0％だけど、やってみたらうまくいくかもしれないじゃないですか。そう考えだしたら、じっとできないタイプなんです。

 

― 事務所に所属しながら活動を続けることに、物足りなさを感じることもあったんですか？

 

所属していた事務所には、辞めた今もお世話になっていて、不満はなかったんです。でも、自分の中に、どこか今のままじゃ嫌だなっていう気持ちがありました。グラビアアイドルとして圧倒的に人気があって現状に満足していたら、絶対に事務所は辞めなかったです。でも、当時の自分はそうじゃなかった。それにグラビアの活動だけをしていても、次のステージに行けないっていう落とし穴があると思うんです。自分一人でやってみて、違う武器を身につけて、もう一回グラビアに戻りたいって思っていたのかもしれません。

 

― 今回、1年ぶりのグラビアでしたが、やっぱり撮影は好きなんですね。

 

そうですね。グラビアはモチベーションになるんです。「私には、人前で水着になる可能性がある」と思っていたら、美容も努力するし、見られる存在だっていう意識が高まります。

 

― ブランクがありましたが、そこに不安はなかったですか？

 

いつも通りのポージングができなくなったりしてないかなって、不安もありました。でも、思っていたより、ちゃんと憶えていましたね。ちょっと太っていたので、撮影に向けてダイエットはしました。基本40kgでグラビアをやるのが自分のポリシーです。

 

― 「理想の自分」みたいなものが、はっきりとあるんですか？

 

ちゃんと働いていて、生活も自立していて、なおかつきれいっていうのが、20代後半で輝いている女性だと思います。ライフスタイルも含めて、「まねしたい」とみんなに思われる人に、私はなりたい。だから、撮影前日はおなかが空いて泣きそうになったんですけど、ダイエットを頑張りました。女のコが憧れるのは、きっと初めからかわいくて愛されるコじゃなくて、努力してかわいくなっていってるコです。

 

― 仕事も美容も頑張って、パワーアップした姿を見せたかったんですね。

 

でも、グラビアのよさって自然体を出せるところもありますよね。撮影では、いつもの仕事をしている私じゃなくて、プライベートの自分の表情を出せたような気がします。ふだんの私は普通の女のコなので、みんなが食べるようなものを食べるし、お酒も飲むし、遊びにも行くし。みんなと同じようなことに喜んで、同じようなことで失敗します。そういう普通の私も感じ取ってもらえたら嬉しいですね。

 

( Platinum FLASH vol.19 )