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齊藤なぎさ 「=LOVE」卒業を控えた心境語る。「今はアイドル1年目と同じ気持ちで」
グラビアFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.21 12:00 最終更新日:2022.12.21 12:00
’17年から指原莉乃プロデュース「=LOVE」のメンバーとして活動してきた。’22年はドラマ『明日、私は誰かの彼女』での演技が話題となった。’23年1月、卒業コンサートを控える彼女が、今の心境とこれからを語った。
― 「=LOVE」のメンバーとしてアイドル活動をする齊藤さんですが、’22年は女優としての活躍も目立ちました。特に『明日カノ』で演じたゆあてゃ役は大反響でしたね。
もともと私も原作のファンだったので、出演できて本当に嬉しかったです。原作のゆあてゃはガリガリで、私も役作りのためにダイエットをしていたんですが、かなり大変でしたね。漫画も何度も読み返して、時には電子版のコメント欄も見ながら「こういう考察もあるんだ」と考えて、演技に生かそうとしていました。
― アイドルとして活動しながら演技の仕事。両立は大変でしたか。
作品とツアーが重なったころは毎日休みがなかったです。いちばんつらかったときは、地方でツアーを2公演やっていたんですけど、終わったころにはもう終電がなくて。私一人で車で東京に戻って、朝5時のドラマ現場に入るということもありました。正直大変すぎてその時期の記憶はほぼないです(笑)。でも、ドラマもライブも観ている人の反応がもらえるので、それを楽しみになんとか頑張っていましたね。
― 女優を目指していたのはいつから。
中学生のころに演劇をやっていたので、アイドルを始めたときから演技の仕事にも興味があったんです。でも、当時はその気持ちはまだ漠然としていて。私はアイドルになりたくてアイドルになったので、そのときは女優としてやっていくという考えはまだなかったと思います。その気持ちが芽生えたのは、ここ1~2年くらいですかね。
― そして9月の5周年コンサートでの卒業発表。衝撃でしたね。メンバーの皆さんに卒業を伝えたときはどういう反応でしたか。
メンバー全員の前で伝えたのは、卒業発表の1週間前です。最初はみんなドッキリだと思っていましたね。でもすごく覚えているのは、(髙松)瞳が「なー(齊藤なぎさ)、すごくカッコいいよ」って言ってくれて。こうやって恵まれている環境のなかから一歩踏み出すことができるってすごいよって。背中を押してもらえて嬉しかったです。
― 髙松さんの話にもありましたが、「=LOVE」は今右肩上がりで人気をつけているグループだと思います。なぜこの5周年というタイミングでの発表だったんですか。
やっぱり女優としてやっていくことを考えたときに、年齢を考えてしまって。今19歳なんですけど、来年で二十歳を迎えるので、これからのことを考えたときに今がタイミングなのかなと思ったんです。
― 齊藤さんの抜けた後の「=LOVE」にはどうなっていってほしいですか?
やっぱり東京ドームに立ってほしいです。ずっと目標に掲げていた場所で、みんなの夢で、私の夢でもあったので。
― 1年前の齊藤さんは、あの場で卒業発表しているって思っていましたか。
まったく思ってなかったですよ! 1年で人生って、考えってこんなに変わるんだなと思いました。本当に激動の1年でしたね。’23年の自分は何をしているんだろう。
― 最後に、’23年はどんな年にしたいですか。
アイドルから女優さんになるって、さまざまな意見があると思うんです。それでも認めていただけるように、“アイドル1年め”と同じ気持ちで頑張りたいと思います。夢は誰もが知っている女優さんになることです。