女優・入来茉里「教育番組から競馬や麻雀番組まで経験し、自分自身を受け入れられるようになりました」

 

　1年半ぶりの登場となった入来茉里。この期間に心境の変化があったようだ。

 

「この1年半でNHKの教育番組だったり、趣味の競馬や麻雀の番組に出演させていただきました。自分らしさが仕事に繋がるというのを経験したことで、以前よりも自分自身を受け入れられるようになりました。理想の自分になることと、自分らしくいることってちょっと違うじゃないですか。もちろん理想への憧れはありますけど、結果的に素の自分でいられたほうが楽しいというのを年齢を重ねたことによって気づけて、30代の今のほうが20代の頃よりも楽しいなと感じています」

 

　35歳という節目を迎え、今がいちばん楽しいという。

 

「20代前半の頃は仕事に対して楽しい気持ちが勝っていたんです。後半になってくると自分の顔が幼く見えることが多くて、その年齢で求められるものと映像で見たときの幼さが合わなくなってきて、演じられる役が少なくなってしまったんです。いちばんこの仕事を辞める可能性があったのがその時期なんじゃないかなって思います」

 

　悩んだ時期を乗り越えて今がある。

 

「恐ろしいことに、あと2年で芸能生活20周年なんです（笑）。それが目前に迫ってきているなとは思いつつも、やっぱり今が結構楽しく過ごせているので、仕事のスタイルや気持ちは今のまま、20周年を迎えられたらなと思います」

 

いりきまり
35歳 2090年2月16日生まれ　鹿児島県出身　女優として数々の映画、ドラマに出演するほか、『NHK高校講座 地学基礎』にMCとしてレギュラー出演中。そのほか最新情報は、公式X（@mari_iriki）、公式Instagram（@iriki.mari_official）にて

 

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