
左から、豊永阿紀、龍頭綺音、栗原紗英
今年10月に結成15周年を迎えるHKT48。
指原莉乃や宮脇咲良、村重杏奈、田中美久などといった今を輝く錚々たる顔ぶれを輩出した同グループは、約4年ぶりとなる全国コンサートツアー『HKT48 15th Anniversary Live Tour』を現在開催中。
今回のインタビューではキャプテンの豊永阿紀、グループ最年長の栗原紗英、ツアーコンサート初参加となる7期生の龍頭綺音が登場。新環境でのステージへの想いや、コンサートの目玉企画、そして未来へのヴィジョンに迫った。
──まず4年ぶりの全国ツアー開催、おめでとうございます。まずはツアー開催が決まったときの率直な感想を聞かせてください。
豊永 とにかく嬉しかったです。私は過去の全国ツアーで自分自身が成長したと実感していますし、グループとしてすごく大きな経験を得てきたと思っているので、それを今のみんなで体感できることがすごく楽しみでした。
龍頭 私はHKT48に加入して初めてのツアーなので、すごくワクワクでした。セトリ(セットリスト)が来たときに、これはファンの方が絶対喜ぶし盛り上がるぞ!と思って、絶対に特別な日になるように頑張ろうと思いました。
栗原 4年前とはガラッと変わったメンバーで回れるツアーであることがすごく楽しみでした。いろんな場所を巡っていくなかで今のHKT48がどんな姿をお見せできるのか、私たちにとってすごくチャレンジだと思い、気合いが入りました。
──実際に大阪公演を終えての手応えはどうでした?
豊永 手応えは、め~っちゃありました!(笑) ファンの方もライブを待っていてくださっていたんだなというのをすごく感じました。卒業コンサートとかではない、純度100%のハッピー満点なコンサートだというところがひとつ大きかったと思いますし、それをわかっていたからこそ、みんなで準備を抜かりなくやってきた自信があったので、メンバーとファンの方々、お互いの“楽しみ”の熱がぶつかりあって、相乗効果で大きな一つのステージになっていた感じがすごくあったよね。
栗原 うん。演目が終わったあとにファンの皆さんをお見送りする時間があるんですけれども、そこで見えるファンの皆さんの表情がすごくホクホクしていて。ああ、これは成功だったな…と思えた瞬間でした。
──龍頭さんは初めての全国ツアーのステージはいかがでした?
龍頭 やっぱりちょっと緊張はしていたんですけど、先輩方と一緒にステージに立っているという安心感があってプレッシャーは全然なかったです。一人でも多くの方に「来てよかった」と思ってもらえるように全力でした。そうしたら後日、ファンの方がSNSを通して「僕、HKTを応援してよかったなって思ったよ」とか「最高のライブだったよ」とたくさん伝えてくださって。みんなにとってもメンバーにとっても特別な大切な時間にできたかなと、ホッとしました。
──感無量ですね。今回このツアーでいちばん伝えたいことはなんでしょう
栗原 「今のHKT48はこれだよ!」というのを届けたいです。15年前と今ではまったくメンバーが違うなかで、HKT48の歴史や大切にしてきたものは受け継いで、そして私たちも繋いでいく流れは守りつつ。それでも今のHKT48にしか出せない色を出すというのは、メンバー全員の心にあるものなので。
──今現在いちばんグループを見てきた現役メンバーとして「今のHKT48」を言葉で表すとなんでしょうか?
栗原 これまでは「個性爆発」だけど今は「個性開花」とかですかね? 今のメンバーはまだ開拓されてないコたちがすごい個性を隠し持っているんです。たぶんファンの皆さんでも気づけていない個性がたくさんあると思うので、それを見つけて開花できたらなって思います。“さしさん(指原莉乃)”が最年長で引っ張ってくださっていた当時は、「このコはバラエティー班」「このコはダンスメンバー」とかがわかりやすくあって、コンサートでも「MCはこのコ!」と決まっている部分が多かったんですけど、今はみんなでも盛り上げている感じなんです。エピソードもみんなから集めて、そのなかで阿紀ちゃんが厳選したりして。
豊永 みんな本当におもしろいんだけど、なかなか個性を出せる場所も限られていたからね。今回はそれが表に出てくるツアーになるんじゃないかなって思います。今回のツアーは自分の出し方を覚えていくきっかけになるんじゃないかなって。全員で作り上げることでバラバラの個性から化学反応や共鳴が生まれて、より大きな個性の爆発になればいいなって期待しています。
栗原 私も阿紀ちゃんもツアーやコンサート、ライブをとおして「自分はこう出せばいいんだ」を学んできたし、本当にステージに立ってみないとわからないことはたくさんあるので、みんなが成長できるツアーにしたいです。
──全員一丸でレベルアップですね。龍頭さんはツアーに向けての先輩からいただいたアドバイスで印象に残っているものはあります?
龍頭 ダンスでの見せ方や、ステージ上からファンの方へのアピールの仕方とかいろいろあるんですけど、「自分がいちばん楽しむライブにしなさい」という言葉が残っています。自分がいちばん楽しむことでファンの方も楽しい気持ちになるからって、特に阿紀さんが言ってくださいます。
豊永 楽しむことがモットーなので(笑)。人生楽しまないと損だと思うし。たとえば自分に難しい課題や困難が降りかかっても、それをどれだけプラスに考えておもしろいと思って取り組めるかって、すべてのことに通じる大事なマインドだと思っていて。自分がいちばん伝えたいことだったので挙げてもらえて嬉しいです。
──そんな豊永さんですが、キャプテンとしてツアーに参加するのは初なんですよね。
豊永 意外にもそうなんです。でも責任感とか自分が持つ役割を重く捉えていたのは前回のツアーのときのほうが強かったですね。“なっちゃん(松岡菜摘)”の卒業が決まっていて、自分は抜けたぶんを支えていかないといけないとか、なんなら次の卒業は自分な気がするとか思っていましたし。「若手でフロントに立たせてもらうことの意味みたいなものを示さなければいけない!」をマストの気持ちでやっていて、キャプテンになってからのコンサートも「このコンサート絶対成功させるために自分が何よりもパワーを出さなければ!」みたいに思っていたけど、近年は後輩の成長や先輩メンバー同士での一致団結した感じもあって、安心感が上回っています。なので今回は一周回って、いちアイドルとして好きなように楽しむギラギラした豊永阿紀を出すことが目標です。自分の120%のプレースタイルを出すことで後輩たちが何か刺激を受けてくれたらいいなと思っています。
──熱量が凄まじいですね(笑)。では、今回のツアーコンサートならではの注目ポイントや目玉企画はありますか?
龍頭 15曲メドレーは目玉にはなると思います。
豊永 そのメドレーも会場によって変化があるので、何回会場に足を運んでもらっても新鮮さを味わえると思います。ツアーって同じところを見るよさもあるじゃないですか、それを遵守しつつも、変化や成長を見ていただけるんじゃないかと思います。
栗原 ユニットもいろいろあります。会場ごとに私たちも工夫を凝らして、自分たちで考えてやっている企画や演出も多くて。「こんなことまでやっていいんですか!?」というのも、演出家の方やダンスの先生もおもしろがってくださって全部やっちゃおうと受け止めてくださるので、HKT48のファンの方には刺さると思います。
豊永 今のメンバーだからこそできることにも挑戦しているので、絶対見てほしいです!既存の楽曲の魅力や新しい演出もさらに開拓されているので、幅が広がっているなと感じてもらえるはず!
栗原 やっぱりHKT48のライブでしか得られない栄養があると思いますし、私たちは来ていただいたら絶対に後悔させないという気持ちでやっているので、来ていただけると嬉しいです。もちろん配信で見ても楽しいですけど、会場ならメンバーがお席の近くにいくこともあります。新たなメンバーのよさを発見できると思いますので会場全体で盛り上げる私たちのパワーを感じに来てほしいです。
豊永 HKT48から得られる栄養の効果は高いですよ! 高いですし、メンバーの人数分だけ種類もあって豊富!
──エナドリじゃないだから(笑)。
龍頭 もし「HKT48に気になるコがいるんだよね」で止まってる方がいたら、これを機にライブを見てほしいです。オープニングからアンコールまですべて楽しいし、メンバーもみんなかわいくて特別な時間になると思うので。むしろHKT48を好きになる覚悟がないと来たら大変かも。ときめきから出るアドレナリンで1カ月は頑張れると思います(笑)。
豊永 新規の方はもちろんですけど、逆に「ちょっとHKT48に最近ついていけてないな」とか、「昔は好きだった」「ここのメンバーまでならわかるけどな~」みたいな層の方にも来て見てほしいなと思います。楽曲として昔の曲もあるけれども、今のコたちがやることでまた違った魅力がすごく溢れていておもしろいし、それでいて「そうだ! HKT48のライブ楽しいんだ!」と眠っていた青春も呼び覚まされると思いますので、ぜひ。距離や時間とかいろんな問題もあると思うんですけれども、そのコストを支払っても、もう全然黒字にして返せる自信があります!
──素晴らしいです。では最後に、15周年の先にHKT48がどうなっていきたいかというところで、締めをお願いします。
豊永 HKT48は楽しむことを精一杯やることが持ち味だと思うので、なにかと暗い話題もある昨今だからこそ世の中を元気にできるグループであり続けたいなと思います。新劇場もインバウンドの方がよく通られるキャナルシティ博多の真横にできるので、海外の方にも知ってもらって世界中に楽しいを届けていきたいです!
HKT48 15th Anniversary Live Tour」のチケットはBoostyチケットおよびEVENTIFY(東京・福岡公演)にて発売中
2026年9月12日(土) 東京/昭和女子大学 人見記念講堂
昼公演:開演12:00 夜公演:開演17:30
全メンバー出演
2026年10月17日(土) 愛知/COMTEC PORTBASE
昼公演:開演12:00 夜公演:開演17:30
出演メンバーはサイトにて
2026年11月26日(木)福岡・福岡市民ホール 大ホールの詳細は後日発表予定
写真・coto
文・佐藤宏行
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