『誰もが嘘をついている』購入のご案内
- 実際人々はどれほどセックスをしているのか?
アメリカには人種差別主義者がどれほどいるのか?
ビッグデータで証券市場に勝てるのか?
不況時に児童虐待は本当に減っているのか?
本を買った人のうち何パーセントが読み終えるのか? - ●内容紹介
- 検索は口ほどに物を言う
人は実名SNSでの投稿や従来のアンケート調査では見栄を張って嘘をつく一方、匿名の検索窓には本当の欲望や悩みを打ち明けている。グーグル、SNS、ポルノサイトの検索データなど、ありとあらゆる「ビッグデータ」が利用可能になり、それを分析する手法が確立された今、通説とはまったく違う人間の本性が明らかになる!
グーグルの元データサイエンティストで、ニューヨーク・タイムズにも寄稿する著者が、グーグルの検索データを分析して米国の隠れた人種差別を暴くのを皮切りに、男女の性的な悩みや願望から、名門校入学の効果、借金を返す人と踏み倒す人の差まで、豊富な事例で人間と社会の真実を明かしていく。
ビッグデータとは何なのか、どこにあるのか、それで何ができるのかをわかりやすく解説する一方、データ分析にまつわる罠、乱用の危険や倫理的問題にも触れる。ビッグデータ分析による社会学を「本当の科学」にする一冊! - ★英エコノミスト紙2017年ベストブックオブザイヤー
★米PBSニュースアワー2017年ブックオブザイヤー
★米Amazonベストブックオブザイヤー(2017年ビジネス&リーダーシップ部門)
★ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー - ●著者紹介
- セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ
- スタンフォード大学で哲学を専攻し優等で卒業後、ハーバード大学で経済学の博士号を取得。グーグルのデータサイエンティスト、ペンシルバニア大学ウォートン校の客員講師などを経て、現在はニューヨーク・タイムズ寄稿者。グーグルの検索データなどのビッグデータと既存の調査結果を分析して、人種差別やヘイト、鬱病、児童虐待、性的嗜好などさまざまな社会現象の真相を探っている。ニューヨーク在住。
- 酒井 泰介
- 翻訳者。ミズーリ州立大学ジャーナリズム学修士