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藤本誠之が推奨「10万円給付金」で買える爆発力を秘めた株5
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.05.20 11:00 最終更新日:2020.05.20 11:00
「特別定額給付金」の給付が始まった。国民1人あたり10万円が配られるが、複数の調査によると、使いみちで「生活費」と並んで多いのが、「貯金」だという。備えは大切。だが、経済を回すという意味でも、これを機会に投資を始めてみては――。
マーケットアナリストの藤本誠之氏は、「初心者こそ短期投資のほうがいい」と主張する。
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「短期で売買を繰り返すことで、株式投資の勘どころが掴めます。下がりつづける銘柄は多いけれど、上がりつづける銘柄は少ないですからね。
10%下がったら損切り、10~20%上がったら、売って利益を確定させてしまう。長く持っても1カ月、1~2週間のサイクルで売買を繰り返す習慣をつければ、早く初心者を卒業できると思います」
習うより慣れろ、というわけだ。
「銘柄は、関心があることで選べばいい。私なら、コロナ禍で苦境に立たされているパチンコ業界が気になります。非常事態宣言が解除になれば、客足は戻る。
いま、10万円以下で買えるのは、パチンコ店向けのリースや融資をおこなうJALCOホールディングスです。それに、業界のセーフティネットになっている企業に投資することは、社会貢献にもなると思うんです」
以下では、藤本氏が推奨する銘柄をご紹介する。コロナ禍で元気がない日本経済。あなたが10万円で株式投資をすれば、企業、そして日本経済を応援することになるのだ。
【藤本誠之氏が推奨「爆発力を秘めた5銘柄」】
●ラ・アトレ
・配当利回り:未定
・コード/市場:8885/ジャスダック
・株価(5/8終値):708
・必要資金:7万800
・年初来安値:419
・概要:
「都心部の億ションをリフォームし、転売、賃貸メインの不動産業。独特のアイデアで爆発力がある銘柄です」(藤本氏、以下同)
●アライドアーキテクツ
・配当利回り:未定
・コード/市場:6081/マザーズ
・株価(5/8終値):253
・必要資金:2万5300
・年初来安値:141
・概要:
「SNSを活用したマーケティング企業。経済活動再開が進む中国、アジア市場も開拓し、利益を生んでいきそうです」
●JALCOホールディングス(★コロナ禍関連)
・配当利回り:0.00%
・コード/市場:6625/ジャスダック
・株価(5/8終値):178
・必要資金:1万7800
・年初来安値:103
・概要:
「パチンコ関連で、株価は低迷。今なら500株買えますが、非常事態宣言の解除に向け、反発していくと思います」
●FRONTEO(★コロナ禍関連)
・配当利回り:0.00%
・コード/市場:2158/マザーズ
・株価(5/8終値):375
・必要資金:3万7500
・年初来安値:156
・概要:
「AI活用のリーガルテックが柱。技術を応用して、COVID-19に効きそうな既存薬を洗い出し、注目されています」
●ヨシムラ・フード・ホールディングス
・配当利回り:0.00%
・コード/市場:2884/東証1部
・株価(5/8終値):1107
・必要資金:11万700
・年初来安値:682
・概要:
「中小の食品会社を、次々とM&A。グループとしての相互補完が目的で、大きなシナジー効果をあげつつあります」
ふじもとのぶゆき
財産ネット株式会社企業調査部長。「相場の福の神」とも呼ばれる
(週刊FLASH 2020年5月26日号)