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47都道府県「おらが村の偉人伝」福島県・西郷四郎
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.06.15 20:00 最終更新日:2020.06.16 09:17
コロナ対策の影響でいまだ里帰りがしづらい今日このごろ……「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。あなたは、出身地の傑物をご存知ですか? そこで本誌は、47都道府県にまつわる「おらが村の偉人伝」をお届けします。今回は、福島県。
【福島県】西郷四郎
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西郷四郎は、「講道館四天王」のひとりに数えられ、小説『姿三四郎』の主人公のモデルになったともいわれている柔道家だ。
1866年に会津藩士の三男として生まれた西郷は、17歳で陸軍士官を志して上京。そこで柔道の創始者である嘉納治五郎と出会い、講道館に入門。
類まれな素質と厳しい稽古によって頭角を現わし、独自の「山嵐」を得意技として、柔道界の花形となった。とくに1886年に開催された「警視庁武術大会」で勝利し、その名は全国に広まった。
(週刊FLASH 2020年5月26日号)