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47都道府県「おらが村の偉人伝」山梨県・早川徳次

ライフ・マネー 投稿日:2020.06.28 20:00FLASH編集部

47都道府県「おらが村の偉人伝」山梨県・早川徳次

早川徳次(写真・地下鉄博物館)

 

 コロナ対策で、いまだ里帰りがしづらい今日このごろ……「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。あなたは、出身地の傑物をご存知ですか? そこで本誌は、47都道府県にまつわる「おらが村の偉人伝」をお届けします。今回は、山梨県

 

【山梨県】早川徳次(のりつぐ)

 

 

 早川徳次は、日本に初めて地下鉄を導入したことから、日本の「地下鉄の父」と呼ばれている実業家だ。1881年に山梨県で生まれた早川は、大学卒業後、実業家を目指して鉄道の調査・研究をするため欧米視察旅行に出発した。

 

 その旅でロンドンの地下鉄に乗った早川は、地上の混雑にわずらわされることなく走る地下鉄に感銘を受け、「東京に地下鉄を作ろう」と決心した。帰国後、東京地下鉄道株式会社を設立すると、1927年、東洋で最初の地下鉄道を、浅草~上野間に走らせた。

 

1932年、開業5年めにして 神田~三越前を走る地下鉄(写真・朝日新聞)

 


(週刊FLASH 2020年5月26日号)

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