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47都道府県「おらが村の偉人伝」岐阜県・亀谷了
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.06.29 20:00 最終更新日:2020.06.29 20:00
コロナ対策で、いまだ里帰りがしづらい今日このごろ……「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。あなたは、出身地の傑物をご存知ですか? そこで本誌は、47都道府県にまつわる「おらが村の偉人伝」をお届けします。今回は、岐阜県。
【岐阜県】亀谷了(かめがいさとる)
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亀谷了は、世界唯一の「寄生虫館」を創設し、サナダムシをはじめとする日本の寄生虫感染症研究をおこなった第一人者。
1909年、岐阜県に生まれ、1936年に長崎医大を卒業。1953年、自費で「目黒寄生虫館」を創設し、熱心な活動によって世界有数の寄生虫の研究センターにした。
液浸・プレパラート標本だけで4万5000点を超える収蔵品を持ち、体長8.8mのサナダムシも展示されている。開館当初は不気味がられて不人気だったが、いまでは年間5万人以上が訪れる人気スポットとなっている。
写真・Christopher Jue/アフロ
(週刊FLASH 2020年5月26日号)