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47都道府県「おらが村の偉人伝」三重県・御木本幸吉
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.07.02 20:00 最終更新日:2020.07.02 20:00
コロナ対策で、いまだ里帰りがしづらい今日このごろ……「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。あなたは、出身地の傑物をご存知ですか? そこで本誌は、47都道府県にまつわる「おらが村の偉人伝」をお届けします。今回は、三重県。
【三重県】御木本幸吉(みきもとこうきち)
御木本幸吉は、世界初の真珠の養殖に成功しミキモトを創業した「真珠王」だ。1858年に三重県のうどん製造販売業の家に生まれた御木本は、1878年に上京した際、真珠の売買を見学したことがきっかけで真珠に興味を持った。
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1890年、東京帝国大学教授の箕作佳吉の指導を受け、真珠の養殖に着手。1893年に「半円真珠」の養殖に、1905年には「真円真珠」の養殖に成功する。真珠を海外でも販売し、「ミキモト・パール」の名は世界に広まった。
(週刊FLASH 2020年6月2日号)