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47都道府県「おらが村の偉人伝」沖縄県・飛び安里

ライフ・マネー 投稿日:2020.07.25 20:00FLASH編集部

47都道府県「おらが村の偉人伝」沖縄県・飛び安里

飛び安里が発明した飛行機械の、1/2スケールのレプリカ

 

 コロナ対策で、いまだ里帰りがしづらい今日このごろ……「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。あなたは、出身地の傑物をご存知ですか? そこで本誌は、47都道府県にまつわる「おらが村の偉人伝」をお届けします。今回は、沖縄県

 

【沖縄県】飛び安里(あさと)

 

 

 飛び安里は、18世紀の琉球王国で「自作の羽ばたき機で飛行した」と伝えられる人物の通り名だ。飛び安里の本名については諸説あるが、「琉球王家に仕えていた、花火職人の安里周當」という説が有力。

 

 空を飛びたいという夢を抱き、飛行実験を繰り返していた安里は18世紀後半に、脚力で翼を上下させて飛行する機械を竹・芭蕉布・鳥の羽根などの材料から造り、150m~200m近く飛んだとされている。

 

 これが事実なら、これまで人類初とされてきた1903年のライト兄弟による初飛行よりも、1世紀も前のこととなる。

 


写真・南風原町

 

(週刊FLASH 2020年6月2日号)

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