ライフ・マネー
億り人に学ぶ「1億円の貯め方」常に“なりたい自分”を意識
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.08.14 06:00 最終更新日:2020.08.14 06:00
《1億円貯める》《1億円稼ぐ》。そんな題名のビジネス書が増えている。著者たちに「YOUはどうやって “大台” に?」と、単刀直入に聞いた!
『年収1億円を稼ぐ人の頑張らない成功法則』(学研プラス)の著者・午堂登紀雄氏は、30代前半のとき、不動産投資で3億円の資産を作った。“1億円本” も、この新刊で6冊めだ。
【関連記事:億り人に学ぶ「1億円の貯め方」不動産情報を1000件チェック】
「多くの1億円プレーヤーたちとつき合い、観察するうち、若い世代と旧世代ではお金の稼ぎ方、生き方に違いがあることに気づいたんです。その経験から、新世代の成功哲学について書いてみました」
たとえば、若い世代は「To Be」リストを持っているという。「To Be」とは「なりたい姿・ありたい状態」のことだ。
「旧世代は『To Do』リストを作りたがる。事業を拡大しなければならない、と使命感を持って頑張るわけですが、若い世代は事業拡大は目的ではない。自分がなりたい姿・ありたい状態になるための手段として、事業拡大をするのです」
1億円プレーヤーでなくても、働くうえで、その考え方は役に立つ。
「たとえば、リモートワークで上司など他人の目がなくなるなか、自分がどう働くか、何をするかが重要です。
『To Be』という意識を持っていれば、自分がどうあるべきかを考え、自発的に何か策を立てたり、そのための勉強もできるでしょう。そういう意識の差が、アフターコロナでも顕著になってくるだろうと思います」
●午堂登紀雄(49)不動産コンサルタント/資産5億円
1971年生まれ 中央大学卒業後、会計事務所、コンサル会社を経て、経営コンサルタントとして独立。2006年の『33歳で資産3億円をつくった私の方法』(三笠書房)はベストセラーに
(週刊FLASH 2020年8月18・25日号)