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70カ国を訪れた男の秘蔵フォト「絶景を鳥の目で」スペイン編

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.08.22 16:00 最終更新日:2020.08.30 20:52

70カ国を訪れた男の秘蔵フォト「絶景を鳥の目で」スペイン編

 

 世界70カ国以上を訪れた、写真家でフリー映像ディレクターの狩野喜彦氏が、空からヨーロッパを撮影した。よく知られた名所も俯瞰すれば、また、いっそう美しい! 今回はスペイン編。なかなかヨーロッパまでは行きづらい2020年、“鳥の目” の絶景をお楽しみください! 

 

 

【スペインの「鳥の目」絶景】
●アルコス・デ・ラ・フロンテーラ
 真っ青な空に白い家並みが続く、スペイン南部に位置するアンダルシア地方は、人気の観光地。なかでも、断崖の上に白い家が立ち並ぶアルコス・デ・ラ・フロンテーラは、“白い街” として知られ、迷路のように入り組んでいるのが印象的。

 

「岩山の尾根に開かれたこの街は、ローマ時代からの歴史を誇ります。降り注ぐ陽光を浴びた褐色の大地に輝く、白い街並みのコントラストが素晴らしかった。スペインの光と影を思いながら撮影しました」(狩野氏・以下同)

 

 

●ヘマソラール
「アンダルシア地方を北東に向かうと、田園風景の中に突然、SF映画を思わせる景色が現われるんです。高さ140mの塔と、それを囲む反射鏡からなる太陽熱発電所で、露出を考えながらシャッターを切りました。これまで見たこともない光景で印象深いです」

 

 セビリア郊外にある、タワー式の太陽熱発電所であるヘマソラールは、スペイン語で「太陽の宝石」という意味。“情熱の国” の強烈な太陽の光が生んだ、未来への道標だ。

 

 

かのうよしひこ 
67歳 静岡県出身 写真家、映像ディレクター。『世界の車窓から』(テレビ朝日系)、『世界の街道をゆく』(テレビ朝日)などを手がける。テレビやラジオなどの番組制作で、世界70カ国以上を訪れている

 

(増刊FLASH DIAMOND 2020年8月20日号)

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