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70カ国を訪れた男の秘蔵フォト「絶景を鳥の目で」アイスランド編
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.08.23 16:00 最終更新日:2020.08.23 16:00
世界70カ国以上を訪れた、写真家でフリー映像ディレクターの狩野喜彦氏が、空からヨーロッパを撮影した。よく知られた名所も俯瞰すれば、また、いっそう美しい! なかなかヨーロッパまでは行きづらい2020年、“鳥の目” の絶景をお楽しみください!
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【アイスランドの「鳥の目」絶景】
●シンクヴァトラヴァトン湖
アイスランド南西部のシンクヴェトリル国立公園の一部で、国内最大の大きさ(84平方km)を誇る天然湖。驚くほど透明度が高く、100m以上の深さまで見えるため、ダイバーたちの憧れの地。
「ユーラシアプレートと北米プレートとの引っ張り合いから生まれた地球の割れ目が、近くに広がります。目を凝らすと半島の先に、牧場で草を喰む羊が見えるんです。『この国では、人々の営みも自然の一部なんだ』と思いましたね」(狩野氏・以下同)
●レイキャネス半島
現在も活動中の火山が100以上もある、といわれるアイスランド。西岸に張り出しているのが、レイキャネス半島だ。
「 “火と氷の島” と呼ばれる国だけあって、首都レイキャビクから上空に上がると、すぐに荒野が広がります。大小さまざまな噴火口跡は、一般的な風景でもあります。撮影したのは10月初旬で、紅葉が噴火口跡に彩りを添えている眺めは圧巻でした」
かのうよしひこ
67歳 静岡県出身 写真家、映像ディレクター。『世界の車窓から』(テレビ朝日系)、『世界の街道をゆく』(テレビ朝日)などを手がける。テレビやラジオなどの番組制作で、世界70カ国以上を訪れている
(増刊FLASH DIAMOND 2020年8月20日号)