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新規開店したマスク専門店、最高額は「スワロフスキー」10万円
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.09.16 16:00 最終更新日:2020.09.16 16:00
9月8日、東京駅の八重洲地下街に、日本最大級のマスク専門店「Mask.com(マスクドットコム)」がオープンした。現時点で230種類ものマスクを取り揃え、今後さらに増やしていく予定だという。
店舗を経営するイオン系アパレル会社「コックス」は、コロナ禍のなか「ぴたマスク」「さらマスク」など自社製品を次々開発し、マスク専門の通販サイトを立ち上げた。反響が大きかったことから、今回の店舗オープンにつながったという。
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オープン直後の2日間は、担当者によれば「購入されたのは900人ほどで、ちょっと恐ろしいほどたくさんのお客様に来ていただきました。密を避けるため列の間隔を大きくあけたため、地下街に長い行列ができていました」とのこと。
「店内の商品は、500円~10万円まで幅広く揃えています。一番売れているのは、自社製品で保湿機能がついている『さらマスク』です。ほかにも、国産の1500円ほどするマスクがよく売れています。
商品の幅として、職人さんによるハンドメイド製の高級マスクも特別に仕入れました。一番高額なのが、スワロフスキー社のクリスタルガラスを手つけした10万円のマスクです。
まだ売れてはいないですが、1人購入を検討された方もいらっしゃいました。ダンスの先生をされていて、発表会の衣装として使いたいと。5分ほど悩まれてご購入には至りませんでしたが(笑)。そういった需要はあるようです」(担当者)
言わずもがな、店内で最も高額なのはこの10万円マスク。第2位は、スワロフスキーがポイントでついた1万5000円のマスクだ。
第3位は、国産素材を使用し、職人がハンドメイドで製作した3500円のマスク。1位、2位、3位は同じ加工業者から仕入れた商品だという。
店内には、客からの相談に乗る「マスクコンシェルジュ」の姿も。「店のオープンに合わせて、マスクの機能性とファッション性の二軸を学びなおしてもらいました。TPOに合わせたマスク選びができるよう、アドバイスしています」という。
「Mask.com」は今後、半年間運営し、以降も続けることを視野に入れている。