ライフ・マネー
「ジムニー」をテントにキャンプへ!グッズ販売&レンタカー4店
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.09.18 11:00 最終更新日:2020.09.18 11:00
スズキ・ジムニーは、今年で誕生から50年の節目を迎えた。2018年にフルモデルチェンジした新型車は、人気が衰えず納車まで1年待ちだ。
そんなジムニーを自分好みにカスタマイズしたり、車中泊を楽しんだりする “ジムニスト” が増えている。さらにコロナ禍の今、車内を仕事部屋にしてリモートワークをするサラリーマンもいるという。
ジムニーをこよなく愛するカスタムショップ4店のスタッフに、魅力と遊び方を存分に語ってもらった。
【関連記事:うしろシティ阿諏訪の愛車「ジムニー」お金より工夫の車中泊DIY】
【ジムニーを遊びつくすための「グッズ販売ショップ」2店】
●サクソンレーシング/ルーフテント用の土台を販売
大人2人、子供1人が余裕で横になれる大型のルーフトップテント。そしてサイドおよびリアに取りつけるオーニング(日除け)の下では、バーベキューもOK。軽自動車規格のジムニーが、まるでコンドミニアムのようである。
「もともと特殊金属加工をする会社なので、ジムニーをはじめ多くの車のパーツを製造しています。特注品のオーダーメイドもおこなっております」
そう話すのは、奇しくもジムニーの誕生と時を同じくして創業し、2020年で50年になるサクソンレーシング(埼玉県川越市)の児島唯菜代表。
ルーフトップテントは、オーストラリアのエーアールビー社製(19万7800円、税別)で、このテントを屋根に設置するためのオリジナルのベースキャリア(19万5000円、税別)を、同社は製造している。
「テントの設営時間は、およそ15分です。折りたたみ式なので、大人の男性ひとりでも簡単です。ベッド部分の底板も丈夫ですから、就寝中に揺れたり、きしんだりすることはありません。収納したときの、走行時の風切り音も気にならないレベルです」(児島代表)
車外に設置するサイドテーブル(10万円、税別)、サイドテーブルを補助するサイドステップ(6万9000円、税別)なども揃う。もちろん、普通車規格のジムニー・シエラにも対応。
二つ折りのルーフトップテントを開くと、広々とした空間になる。「はしごを登っていくので、秘密基地に行くような気分になれます」と児島代表。不安定に見えるが、造りがしっかりしているのですこぶる快適である。
●トイファクトリー/車中泊用グッズが勢揃い
「車がテントになると、もっとキャンプは快適になる」をテーマに、「気軽な車中泊」を提案するトイファクトリーは、ジムニーを「テントカー」として楽しむための、さまざまなグッズを販売している。
「人気になっているのが、フルフラットになるフルサイズベッド(9万8000円、税別)です。長さが最大1m84cmあるので、大人の男性でも脚を伸ばして寝ることができます。
ひとりでキャンプを楽しむ方には、助手席側だけのハーフサイズベッド(5万円、税別)をご用意しております。カラーはグリーン、アイボリー、ブラックの3種類があります」(東京店・湘南店の東川陽平店長)
素材は、難燃性のレザーを使用。マニュアル車でもベッドが収まるようにデザインされていて、シエラにも対応している。
ほかにも車内の窓に取りつけるサイドテーブル(2万8000円、税別)や、ルーフキャリアの設置が必要になるが、サイドオーニング(屋根から横に展開する日よけ用の布幕/1.9m、16万5000円、税別)などが販売されている。
「30代から40代後半のお客様からのお問い合わせが多くなっております。シングルキャンプの人気が高まっているのではないでしょうか」(東川店長)
小さな空間と車体を最大限に生かすアイテムが揃っている。