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「魅力度ランキング」最下位転落…U字工事ら栃木県民が茨城県に八つ当たり

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.10.15 22:00 最終更新日:2020.10.15 22:03

「魅力度ランキング」最下位転落…U字工事ら栃木県民が茨城県に八つ当たり

栃木ネタでおなじみ「U字工事」。左から福田、益子

 

「茨城県が最下位脱出と聞いて、『おめでとう!』と思ったら、代わりに栃木が最下位になっていてズッコケました」

 

 そう語るのは、栃木県出身のお笑いコンビ「U字工事」のツッコミ担当・福田薫(42)だ。

 

 10月14日に発表された民間調査機関ブランド総合研究所による「都道府県魅力度ランキング2020」。1位には12年連続で北海道が輝いたが、2019年まで7年連続で “ビリ” だった茨城県が、ついに最下位脱出を果たし、42位にランクアップ。代わりに最下位へと転落したのが栃木県だった。

 

 

 ツイッターのトレンドにも「#栃木最下位」の文字が躍ったが、当の栃木県民はどう思っているのか?

 

「栃木が茨城より下? 茨城には世界遺産ないでしょ?(笑) 栃木には日光東照宮を始めとする世界遺産がありますけど」(47歳・日光市)

 

「栃木の佐野ラーメンは有名ですけど、茨城には有名なご当地ラーメンないですよね? スタミナラーメン? 誰も知らないでしょ、そんなの(笑)」(38歳・佐野市)

 

「(茨城の)水戸は『美人が少ない』と言われているように、街ゆく女の子のレベルも100%負けてません。宇都宮市内を歩けば、わかりますよ」(35歳・宇都宮市)

 

 次々と、“栃木県が勝っていること” を並べてご立腹の様子。話を聞く限り、「茨城にだけは負けたくない!」という対抗意識が強く感じられるが、なんだか八つ当たりでは……。

 

 そもそも今回のランキングは、ランダムに選ばれた3万人が調査対象。ひとりにつき20県が割り当てられ、「観光欲度、居住欲度、県産物の魅力」など、84項目について5択で回答した結果だという。「魅力度」というのは、あくまで、そのなかの1項目だ。

 

 ところで栃木県庁は、今回の最下位転落をどう考えているのか?

 

「さまざまな項目があるなかで、魅力度だけを取り上げて報じられたこの結果が、県の総合的な魅力の評価として誤解されかねません。

 

(本県に)来たこともない方に、魅力的じゃないと答えられるのは、本望じゃありません。豊かな自然、豊かな食など、他県にけっして負けるものではございませんし、そういったところを味わって、判断していただきたいです」(総合政策課)

 

 確かに、「栃木に行ったこともない人」がジャッジしているのはフェアじゃない気もするが……。最後に「U字工事」のボケ担当・益子卓郎(42)のコメントを紹介しよう。

 

「せっかくなので、最下位からの景色をたっぷり楽しみたいと思います」
 頑張れ! 栃木県。

 

【都道府県「魅力度」ランキング】※()内は昨年の順位
1位:北海道(1)
2位:京都(2)
3位:沖縄(4)
4位:東京(3)
5位:神奈川(5)
6位:大阪(6)
7位:奈良(7)
8位:長野(10)
9位:福岡(8)
10位:石川(9)
11位:長崎(11)
12位:兵庫(12)
13位:宮城(14)
同14位:
・静岡(13)
・青森(20)
16位:愛知(16)
17位:鹿児島(19)
同18位:
・広島(15)
・熊本(17)
20位:秋田(21)
21位:千葉(18)
22位:宮崎(28)
23位:大分(22)
同24位:
・愛媛(30)
・香川(33)
26位:富山(24)
27位:山梨(23)
28位:新潟(29)
28位:和歌山(34)
30位:島根(32)
31位:三重(25)
32位:山口(37)
同33位:
・福島(25)
・岡山(39)
35位:岩手(30)
36位:高知(35)
37位:滋賀(39)
38位:埼玉(41)
39位:山形(27)
同40位:
・鳥取(41)
・群馬(45)
同42位:
・岐阜(36)
・茨城(47)
44位:福井(37)
45位:佐賀(46)
46位:徳島(44)
47位:栃木(43)

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