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47都道府県「おらが村の女偉人伝」島根県・松原亘子/日本初の“女性官僚トップ”

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.02 16:00 最終更新日:2021.01.02 16:00

47都道府県「おらが村の女偉人伝」島根県・松原亘子/日本初の“女性官僚トップ”

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、島根県。

 

 

【島根県】松原亘子(のぶこ、79)

 

 官僚のトップである事務次官の職に、女性として初めて就いたのが松原亘子だ。1941年に島根県に生まれた松原は、東京大学を卒業後に労働省(現在の厚生労働省)へ入省。婦人局長、労働基準局長、労政局長を経て、1997年に労働事務次官に就任した。その間、「男女雇用機会均等法」や「育児休業法」などの策定で、中心的な役割を果たす。

 

 労働省退官後は、駐イタリア大使、駐アルバニア大使、駐サンマリノ大使などを歴任した。2020年まで電通の社外取締役としても活躍した。


写真・朝日新聞

 

(週刊FLASH 2020年12月8日号)

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