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47都道府県「おらが村の女偉人伝」愛媛県・鍵谷カナ/松山の名産「伊予絣」を発明

ライフ・マネー 投稿日:2021.01.07 16:00FLASH編集部

47都道府県「おらが村の女偉人伝」愛媛県・鍵谷カナ/松山の名産「伊予絣」を発明

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、愛媛県

 

 

【愛媛県】鍵谷カナ

 

 愛媛県松山市の特産品である伊予絣(かすり)は、久留米絣、備後絣と並んで、「日本三大絣」のひとつに数えられている。その伊予絣を考案したのが、鍵谷カナだ。

 

 江戸時代後期の1782年に伊予国伊予郡垣生村今出(現在の愛媛県松山市西垣生町)の農家に生まれた鍵谷は、若くして農家に嫁いだ。享和年間(1801年〜1804年)のころ、鍵谷は、わら屋根をふきかえる際に使う竹を縛った縄目を見て、新しい絣模様を思いついたとされている。写真は、1936年に撮影された伊予絣の足踏み織機。

 

写真・朝日新聞

 

(週刊FLASH 2020年12月8日号)

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