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47都道府県「おらが村の女偉人伝」福岡県・立花ぎん千代/戦国最強の女城主

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.09 16:00 最終更新日:2021.01.09 16:00

47都道府県「おらが村の女偉人伝」福岡県・立花ぎん千代/戦国最強の女城主

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、福岡県

 

 

【福岡県】立花ぎん千代(「ぎん」は、門がまえに言)

 

 名だたる戦国武将に勝るとも劣らぬ武勇で名を馳せたのが、立花ぎん千代だ。大友氏の家臣であった立花道雪の一人娘として、1569年に筑後国山本郡(現在の福岡県久留米市草野)に生まれたぎん千代は、道雪に跡継ぎになる男子がいなかったこともあり、7歳で家督を継ぎ、立花山城城主となった。

 

 その後、勇猛さで知られる高橋統虎(立花宗茂)と結婚。宗茂は出陣して城を留守にする際、男性家臣ではなく、ぎん千代に城の守りをまかせた。ぎん千代は薙刀、鉄砲の腕があり、みずから女性たちを訓練し、戦では真っ先に敵に攻撃していたともいう。

 

写真・アフロ

 

(週刊FLASH 2020年12月8日号)

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