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47都道府県「おらが村の女偉人伝」大分県・野上弥生子/99歳まで書き続けた夏目漱石の弟子

ライフ・マネー 投稿日:2021.01.14 16:00FLASH編集部

47都道府県「おらが村の女偉人伝」大分県・野上弥生子/99歳まで書き続けた夏目漱石の弟子

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、大分県

 

【大分県】野上弥生子(やえこ)

 

 

 大分県の偉人は、夏目漱石の門下生として22歳でデビュー作を発表して以降、99歳で亡くなるまで作品を発表し続けた野上弥生子だ。

 

 1885年に臼杵市のフンドーキン醤油の創業家に生まれた野上は、15歳で単身上京。同郷で漱石門下だった野上豊一郎と結婚したのち、漱石の指導を受けて小説を書き始めた。

 

 以後、1985年に99歳で亡くなるまで、現役作家として『海神丸』『真知子』『迷路』など多数の作品を発表。1964年には、『秀吉と利休』で女流文学賞を受賞した。

 

写真・朝日新聞

 

(週刊FLASH 2020年12月8日号)

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