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コロナ禍に負けない! 東京の「愛され百年食堂」新橋・むさしや
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.29 11:00 最終更新日:2021.01.29 11:00
長年愛される味を武器に時代を生き抜き、美味しいごはんを作り続ける店がある。創業100年を超える「百年食堂」は、受け継いできた味と料理人としての矜持がある限り、コロナ禍にも負けない! 今回は、新橋にある「むさしや」を紹介。
看板の「創業明治拾八年」の文字に、老舗食堂の “矜恃” を感じる。営業時間中、カウンター6席はいつも満席だ。ほとんどの客が看板メニューの「オムライス」を注文する。
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「一日100食以上は出ます。バターで炒めているので、コクがある味わいに仕上がっています」と、5代目店主の鈴木昌樹さん(48)がライスを炒める。注文から仕上がりまで3分。忙しいサラリーマンに人気の秘密は、こんなところにもある。
鈴木さんは、ファミリーレストランの厨房で腕を磨いた。オムライス作りにも、そのときの経験が生かされている。
「6代目ですか? 息子はまだ小学生です(笑)。だけど、僕が作ったオムライスは、美味しいと言ってくれます」
「むさしや」の看板の味は、きっと “6代目” にも受け継がれる。
【SHOP DATA/むさしや】
・住所/東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル1F
・営業時間/《平日》10:30〜21:00、《土曜》11:00〜15:30(食材がなくなり次第終了)
・休み/日曜
写真・宮川久
※緊急事態宣言により、紹介した店の営業時間は変更になる場合があります
(週刊FLASH 2021年2月2日号)