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【昭和郷愁館】仮面ライダースナックに“価値逆転現象”…未開封のお菓子&ジュース9点の総額は?
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.02.11 16:00 最終更新日:2021.02.11 16:00
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、“あの時代” を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長・大崎潔氏が、10万点を超える所蔵品から誌上公開する本誌新連載。
第4回は、昭和レトロなお菓子とジュース(未開封)。計9点で総額は……約15万円だ。
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写写丸(以下、写)「これは、昭和に少年時代を過ごした世代には、たまりませんね」
大崎「誰もが、一度は食べたことがあるんじゃないかな」
写「しかもこの仮面ライダースナック(写真中央)、未開封じゃないですか!」
大崎「当時は社会問題になるほどの大ブームでしたが、私は仮面ライダーにもカードにも。興味がなかったんですよ。カードを抜いて、お菓子を捨てている友達を見て『なんてもったいないことをするんだ』と思っていました」
写「それが、なぜここに?」
大崎「20年前、中野で偶然見つけて、約8万円で買いました。昔はひどい扱いを受けていた本体のお菓子のほうが、今はカードより高い。皮肉なことに立場が逆転したわけです。おもしろいでしょう」
写「今も探しているものってあるんですか?」
大崎「1970年代にキリンビールから出ていた『チェスタ』。炭酸飲料で、ファンタの競合商品でした。『逃がさないで青春。』というコピーで、浅田美代子さんを起用して宣伝していました。中身入りの品をお持ちの方は、お宝なので大切にしてください」
おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。全国のコミュニティFMで放送中のラジオ番組『待夢魔神ラジオ版』のパーソナリティ
(週刊FLASH 2021年2月23日号)