四駆専門店・FLEXでは、ランクルやハイエースを大胆にリメイクして販売している。マーケティング部の荒さんは、次のように語る。
「基本のリメイクでは、ボディをベージュ、ブルー、グリーンなど人気の高いアースカラーに全塗装、足回りは車高を上げてホイールやタイヤを替えています。
価格は装備内容によりますが100ベースで340万円くらいから、プラドベースで400万円前後です」
「キャンプブームもあり、ご希望でFLEXオリジナルルーフテントや社外品タープを装着できます。テント内は広く、身長178センチの原田龍二さんが寝ても余裕です」(荒さん)
シマムラオートのマネージャー・稲沢さんは、ランクル以外に、いすゞと三菱にもの四駆に注目しているという。
「地味な存在でしたがいすゞのビッグホーン。初期型はガソリンエンジンが3.2LV型6気筒DOHC、ディーゼルが3.1Lインタークーラーターボつき」
「四駆ブームの火つけ役・三菱パジェロは後期がお手ごろ。三菱チャレンジャーは2代目パジェロがベース。トヨタハイラックスサーフはドラマで使われ若者に人気です」
「四駆はオリジナルのままで乗るのが一番です」と語る「キュリアス」の赤木編集長おすすめの“ちょい古四駆”は?
「スズキの2代目エスクードです。目立ちませんでしたが頑丈なラダーフレームとハイ・ロー切り替え式の副変速機。本格的なクロカン車です。100万円以下で買えます」
「また、日産のテラノは1986年に発売された初代よりモデルチェンジした1995年以降が狙い目。モノコックボディと電子式のトランスファーになりましたが、初代同様にタフです」
はらだりゅうじ
1970年10月26日生まれ 東京都出身 1990年「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞。『水戸黄門』『相棒』などに出演。裸一貫で撮影した「原田龍二 毎日反省 日めくりカレンダー」が発売中
写真・福田ヨシツグ
取材協力・FLEX(https://www.flexnet.co.jp)、シマムラオート(埼玉県さいたま市見沼区蓮沼1400)
(週刊FLASH 2021年2月23日号)